勤務先のユースホステルの宿泊客のクレジットカード番号などを暗記し、日本航空の航空券を不正購入したとして、警視庁は6日、京都市右京区太秦中山町、アルバイト、浅見潤容疑者(29)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕したと発表した。日本航空ではインターネットで航空券を購入すれば、搭乗の際にカード提示を求めておらず、そのシステムを悪用したとみられる。 逮捕容疑は11年11月22日〜12月13日、茨城県の女性(41)名義のカード番号と有効期限を日本航空の予約サイトに打ち込み、伊丹−羽田線などの航空券19枚(計65万4530円)を不正に入手したとしている。 飛行機には実際に搭乗しており「飛行機が好きだった。ネットでやってみたら、他人のカードで簡単に買えたので繰り返した」と供述している。 組織犯罪対策特別捜査隊によると、浅見容疑者は逮捕容疑を含め、宿泊客27人分のカード番号を不正利用し、09年10月〜12年4