「船員が感染広げた」 クルーズ乗船のDPAT―新型肺炎 2020年03月04日18時50分 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で乗客らの心のケアに当たった災害派遣精神医療チーム(DPAT)について、記者会見する日本精神科病院協会の山崎学会長=4日午後、東京都千代田区 新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、乗客らの心のケアに当たった災害派遣精神医療チーム(DPAT)の活動について、日本精神科病院協会は4日、記者会見した。同協会の山崎学会長は「乗員が通常通り業務に当たったことで感染が拡大した」と指摘し、政府の対応を疑問視した。 【最新情報】新型コロナウイルス 同協会によると、DPATは2月7日から活動を始め、防護服やマスクを着用して乗客らの診療に当たった。日本環境感染学会が船内を危険と判断したため、19日以降は船外からの電話相談に切り替えたという。