今月は決算について触れていきたい。まず,ソニーグループのゲーム事業の結果は大幅増収増益となった。 今第3四半期におけるPS5の販売台数は950万台と,前期第3四半期の820万台から130万台増と大きな伸びを達成した。東洋証券の予想が800万台程度だったので大きく外した結果になった。 800万台と予測していた根拠は,ゲーム機ビジネスは一度落ちると盛り返すことが極めて難しいからだ。過去の事例を見ても盛り返したケースが3DSとSwitchの2度しかないので,まさしく称賛に価する。下図を見ても,ハードが減少局面に入ると盛り返すのは難しいのが理解できると思う。 確かに950万台は筆者の予想をはるかに上回る素晴らしい成果であるが,それでも勢いを反転させるのは至難だ。 そのうえで,950万台の販売ができた背景については (1)値下げの効果 (2)PS5 Proの投入効果 (3)季節性によるもの としてい
