プロ将棋棋士の渡辺明三冠(棋王、王将、棋聖)が、4月17日の自身のブログで、コロナウイルスの感染拡大や、全国規模での外出・移動の自粛要請で苦境に立たされている宿泊施設を支援するウェブサイト、「種プロジェクト」を紹介しながら、「今まで将棋でお世話になった全ての人、土地、宿に支援することは出来ませんが、何かできること、は考えていきたいと思います」と思いを寄せている。 将棋界には現在、名人、竜王、王将など八大タイトル(称号)があり、タイトル戦の多くが、旅館を中心に全国各地の宿泊施設で打たれている。元湯陣屋(神奈川県)、常盤ホテル(山梨県)、ほほえみの宿滝の湯(山形県)などは、タイトル戦が戦われる常連宿になっている。 種プロジェクトで将来の宿泊費を前払い ブログで渡辺三冠は、「このような状況だと観光地、宿は本当に厳しいと思いますが、5月に叡王戦が予定されている新潟・嵐渓荘さんも(種プロジェクトへの