World Wide Web Consortium(W3C)は、ブラウザでファイルの操作性を高めるために使用できるインターフェースの草案を発表した。これは、ウェブサイトのインターフェースを徐々に高度化させ、磨きをかけることを目指す、一連のステップの1つだ。 このFile API草案では、ブラウザやウェブサイトでファイルをうまく処理できるようにするための、数多くの方法が規定されている。その中で特に重要な点は、写真共有サイトやウェブベースの電子メールなどで、複数のファイルを選択してアップロードできることだ。そうした作業は現在、Adobe Systemsの「Adobe Flash」に頼ることが多い。 しかし、別の面もある。例えば、Fileインターフェースでは、動画ファイルなどバイナリデータの生のパッケージである「Blob」の使用を制御できる。Googleは、ブラウザプラグイン「Google Ge
![W3CのFile API草案--ウェブアプリケーション時代に向けた新技術](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5f0fe91a82f911d3304c858d6c468f8bf58e93ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F11%2F91e2ec2761805988489bf40b7b40bbba%2Fstory_media%2F20404268%2F112409_browsers.jpg)