「ドリームボックスヘ炭酸ガスを注入します!」 バット撲殺期 野良犬時代 毒殺期 骨肥料 飼い主には怒られ 愛護団体に怒られ 繊細な犬猫愛好家&食事中の方には向かない描写あり。 あとがきには特定の施設・人物を描いたものではないとある。仮称の選択において、「ドリーム・ボックス」というネーミング、実在のものにどれくらい近いのか、そこらへんのモヤモヤ感が全体に漂うと言えば言えるわねえ、なんだそれ。 ドリームボックス―殺されてゆくペットたち 作者:小林 照幸発売日: 2006/06/01メディア: 単行本 「ドリームボックスヘ炭酸ガスを注入します!」 黄色のボタンを史朗は押す。自動通路の奥の壁、通称「プッシュ」が徐々に迫り出してくる。 犬たちは、壁に押されながら、前進するしか術はない。(略) 犬たちは叫ぶ。プードルは前進を拒み、プッシュに抗う格好で、プッシュに頭をつけて、足をバタバタさせているが、そ