男も35歳ともなると、仕事でもある程度責任のある立場になり、結婚や子供の誕生といった人生の次のステップを歩み……と、言いたいところだが、中には次のステップへと踏み出せずに迷走し始める男性も少なくない。その具体的な迷走ぶりを紹介していこう。 ◆オナニーで浮いたカネを貯金、賢者タイム活用で仕事も順調 加藤陽一さん(仮名・36歳・独身) オナニーはもちろんするが、それはあくまで女が抱けないとき。SEXができるならそれに越したことはないと考えるのが普通だが、広告会社に勤める加藤陽一さんは、36歳にしてついに気がついたと語る。「夢や希望が持ちづらい世の中で、オナニーこそ現代人にとって唯一許された幸福なんです」と――。 「10~20代の頃は性欲が溢れ、ナンパに風俗遊びが常でした。でも、ヤった後は多少の満足感は得られるけど、結局残るのは虚しさ……。そして35歳で気づきました、同じ虚無感を味わうならば、年