English
概要 Docker Engine 1.12 RC1 から、Docker Engine に swarm モードが搭載されています。また、機能として Ingress オーバレイ・ネットワークが標準で利用でき、負荷分散機能も使えます。このトピックでは新しい用語や概念の整理をし、実際のクラスタを作成と、nginx サービスとしてのコンテナを実行するまでの手順を整理します。 「swarm」 は「クラスタ」の意味 Docker Engine に swarm モードは、従来の Docker Engine のクラスタを管理する Docker Swarm が Docker Engine に機能統合されたものです。これまで Docker Engine のクラスタを作るためには、 Swarm コンテナ か swarm バイナリをセットアップする必要がありました。ですが、今後は SwarmKit という内蔵機能に
こんにちは、吉岡(@yoshiokatsuneo)です。 Dockerはシンプルで軽量な仮想環境という特徴から急速に広まっており、paizaでも利用しています。ただし、発展が早いことから、断片的な情報や古い情報などもあります。そこで、ここでは今のDocker(Ver1.13: 2017/1/20更新)について、5分でわかるように簡単にまとめてみます。 目次 Dockerの特徴 コンテナと仮想マシンの違い Dockerの発展 Dockerの構成(5つの要素) Dockerの基本コマンド Dockerコマンド一覧 Dockerの仕組み 考え方 まとめ Dockerの特徴 Dockerは、Linux上のシンプルで軽量な仮想環境(コンテナ)で以下の特徴があります。 早い・軽い OSレベルの仮想化なので、起動は一瞬です。コンテナ間でイメージを共有できるので、コンテナの起動自体ではディスクは消費しませ
注意 本件記事ですが、私の不適切な行動(拾ったスクリプトを検証なく走らせる)が原因です。「dockerは(特に何もしなくとも)危険」との誤解を皆様に与えた点、ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。 拡散されている記事を削除するのはさらなる誤解を招きかねないと思いましたので、冒頭に注意を付記しております。以下の記事は、「自分が何してるかをきちんと検証できないとセキュリティホールを生み出す」という意味で参考にして頂ければ幸いです。 追記 Twitterやはてブで言及いただきました皆様、ありがとうございます。 本件はpullしてきたイメージが悪意ある開発者によるものかどうかにかぎらず、不適切な設定をしていると起こり得ます。 ※コメント欄に質問への回答という形で、私がそのときに走らせていたイメージの一覧を挙げておりますが、どのイメージも評判あるものだと思います。 皆様におかれましては「あ
以下に紹介するのは、 Docker を使って node.js 用のWebアプリケーションを開発、およびデプロイする際に、私が四苦八苦しながら学んだ秘訣やコツです。 このチュートリアル記事では、Dockerで socket.ioのチャットサンプル を白紙の状態から本番状態へとセットアップしていきます。このプロセスを通じて、そうした秘訣などを簡単に習得していただければ幸いです。特に、以下のような内容について見ていきます。 実際にDockerでNodeアプリケーションを起動する。 すべてをrootとして実行させない(悪いやり方です)。 開発時のテスト-編集-リロードサイクルを短くするため、バインドを使用する。 再構築を高速にするため、 node_modules をコンテナで管理する(これには秘訣があります)。 npm shrinkwrap で、ビルドを反復可能にする。 開発環境と本番環境で Do
そろそろコンテナやってみる 社内ではDockerを使った開発やインフラ構築が盛んですが、私はあまり触っていなかったので、今回公式チュートリアルを使って体験してみようと思います。 Dockerってなんですか?という方は、是非過去の記事をご覧になってください。 Developers.IO - タグ - Docker Docker Toolbox まずはセットアップということですが、Docker Toolboxというバイナリが用意されています。これをダウンロードしてインストールすれば直ぐに使えます。 私がインストールしたのは、バージョン1.11.1でした。 コンソールインタフェースとグラフィカルインタフェースが用意されています。 Docker Quickstart Terminal クイックスタート用のアイコンをクリックすれば準備は整います。 bash --login '/Application
最近、Docker以外のコンテナ型仮想化技術の流れとして、自作コンテナエンジンの時代が来るのではないかと感じている。 自作コンテナエンジンとは、コンテナ型仮想化技術を構成する個々の要素技術を組み合わせ、自分の用途にあわせて最適化したコンテナエンジンのことだ。 他のOSのコンテナ仮想化技術について疎いため、以下ではLinuxに限定して話を進める。 概要 Dockerも含めて、Linuxコンテナはコンテナを構成する複数の要素技術の組み合わせである。自分のやりたいことに対して、Dockerをはじめ既存のコンテナエンジンが複雑すぎるケースがある。そこで、自分の用途にあわせてコンテナエンジンを自作することを考えてみる。libcontainerに代表されるように、Linuxコンテナエンジンを自作しやすい環境が整いつつある。今後は、巨大なコンテナエンジンに対して、UNIX哲学に基づいて制御可能な小さなコ
コンテナの普及に伴い、アプリケーションはすべてコンテナ内で稼動させるという構成を採用する例も珍しくなくなってきたが、こういった構成を取る際に検討が必要なのが、どのOSをコンテナのホストとして利用するかという点だ。そこで今回は、このような運用スタイルに向けたOS環境である「CentOS Atomic Host」と「Snappy Ubuntu Core」を紹介する。 Red HatやUbuntuがリリースする特化型OS 近年普及が進んでいるDockerでは、基本的にすべてのアプリケーションはコンテナ上で動作させることになる。この場合、Dockerホスト上にはDockerを実行させるための必要最小限のソフトウェアのみが含まれていれば良い。こういったDockerホストに特化したOSが最近注目されている。 コンテナの稼動に特化したOSとしてよく知られているのが以前にも紹介した「CoreOS」だが、昨
Docker-Reference-CommandLine-ja.md オリジナル http://docs.docker.io/reference/commandline/cli/ 目次 コマンドライン全般(Option Types) デーモン起動関連(daemon) 実行中コンテナへの接続(attach) コンテナのビルド(build) コンテナイメージの保存(commit) コンテナからホストへのファイルコピー(cp) コンテナの差分表示(diff) サーバからのリアルタイムイベントを取得(events) コンテナに含まれるファイルシステムのエクスポート(export) コンテナイメージの履歴表示(history) コンテナイメージの一覧表示(images) アーカイブからインポートしてコンテナイメージを作成(import) システム全体の情報を表示(info) コンテナ/イメージの低レ
やりたいこと わりと古いLAMP(Linux / Apache / MySQL / PHP)サーバーが現役稼働中なのでアップグレードしたい、でも新しいサーバーを買う金は無い、どうしよう?という状況があり、Dockerを使えば安全に素早くアップグレードできるのではないかと思いついて、やってみました。 Dockerの導入 ここが一番難関です。古いサーバーにはDockerが導入できない場合があります。 以下面倒なのでrootで作業します。 Dockerのインストール まずInstall Dockerを見てサーバー上にDockerをインストールします。Ubuntuの場合、64bitでカーネルのバージョンが3.10以上でないとインストールできないようです。 Dockerは以下の一行だけでインストールできました。
現在、様々な環境で docker が動作します。先日同僚から、「docker はいろんな環境で動作するが、どの環境で動かせばいいの?」と質問を受けました。 今、初めて docker を始める場合、どこで環境を作ればいいのか迷ってしまうほどたくさんの選択肢があります。この問いに自分なりに答えてみたいと思います。 このポストは現在(2016/3/15)のところの私の個人的な意見を書いておきたいと思います。よりよい選択があれば是非コメントいただきたいと思います。 またこの話は、私より1000倍 docker に詳しい方に共有しておいたので、彼がもっといい記事を書いてくれるかもしれません! 1. 開発環境 開発や、docker を試してみたい目的で docker を動かす環境が欲しい場合、現在はほぼ一択で、「Docker Machine」を使うと良い。Docker Machine は、docker
Dockerについて色々記事を書いてきましたが、裏側の動作については「上手いことやってくれてるんでしょ状態」だったので、ちゃんと調べてみることにしました。 この記事では、ファイルシステムまわりについてまとめています。 イメージは差分の集まり Dockerのイメージは複数のレイヤが重なって構成されています。 レイヤとは、 docker run でコンテナを立ち上げてから docker commit でイメージ化するまでの間に発生した、ファイルの差分のことです。 引用元: Docker Documentation 上の図で例えると、Debianのベースイメージを元に emacsを追加した Apacheを追加した という差分が重なることでイメージが構成されています。 差分の管理方法 DockerはAUFS等のファイルシステムを使って、差分イメージを実現しています。 AUFSについては こちらの解
Learn to build and deploy your distributed applications easily to the cloud with Docker Written and developed by Prakhar Srivastav Star Introduction What is Docker? Wikipedia defines Docker as an open-source project that automates the deployment of software applications inside containers by providing an additional layer of abstraction and automation of OS-level virtualization on Linux. Wow! Th
DockerCon EU 2015 Catch up! 発表資料 http://connpass.com/event/23151/ 日時:2015年12月10日(木)19:00~21:00 会場:テコラス株式会社@東京・東新宿Read less
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く