総務省は10月15日,2.5GHz帯周波数を利用した事業免許(特定基地局開設計画の認定)を申請した事業者名を公表した。ウィルコム,オープンワイヤレスネットワーク,ワイヤレスブロードバンド企画,アッカ・ワイヤレスの4社が,2.5GHz帯に用意された二つの枠を争うことになった。免許の割り当て事業者は12月に決まる予定だ。 総務省は免許の割り当て方針を公開した際に,「第3世代携帯電話(3G)事業者とそのグループ会社が参入する場合は3分の1未満の出資に制限する」とした。このため,3G事業者各社は出資企業を巡って,直前まで水面下の交渉を続けていた。 最終的に,KDDI陣営のワイヤレスブロードバンド企画は米インテル・キャピタルやJR東日本,京セラなどと6社連合,ソフトバンク+イー・アクセス陣営のオープンワイヤレスネットワークは投資会社やISP(インターネット接続事業者)を中心に8社連合,NTTドコモ+