この秋、新しくリリースされるiPadOS。いよいよiPadが”ほぼパソコン”として活用できる時が近付いているのでしょうか。WWDCの基調講演で初めてその一端が明かされましたが、かなり駆け足だった部分も多々ありました。 そこで、改めてiPadOSに搭載される機能を詳しく見直し、iOSからどう変わるのかを確認してみましょう。果たしてどの程度までパソコン代わりになるのでしょうか。今回はマルチタスク機能や「ファイル」アプリなど、iPad単体ではやや不自由だった部分の強化ポイントを予習します。 使い勝手がパソコンに近付くか? iPadOS期待のポイントとは <1>マルチタスクが大きく進化、1アプリ複数画面の操作が可能に これまでも、同じ iOSを搭載しながらiPhoneとiPadでは機能や使い勝手の異なる部分がいくつかありました。iPad独自の機能である画面分割「Split View」や「Slide