Windows Vistaが登場した当時、XPからの以降メリットのひとつとして「見やすい・読みやすい新フォント『メイリオ』が搭載された」というのがあった。残念ながらVistaは大して普及しないまま終わってしまったので「商売上の大きなウリ」にはならなかったようだけど、その後メイリオはXPでも公式に使用(ダウンロード)できるようになって、一部の企業サイトやブログで使用される程度には普及した。もちろん「フォントは優先順位を決めて複数の設定が可能」だったので、メイリオが入ってなくてもほとんど何の問題も起こらなかったのも大きかったはず。 Vistaの次のバージョンであるWindows 7には上記のメイリオに加え、さらに標準で「Meiryo UI」というものが追加された。これはメイリオの改良、あるいは派生バージョンのひとつで、MS曰く"特に表示領域の限られたところでの日本語テキストの表示に効果的です"