この記事についてこの記事では、日本のスクラム系カンファレンスのプロポーザルを勝手に沢山読んできた筆者(さとりゅう)が考える「内容が伝わるプロポーザルの書き方」を提案します。筆者がこれまでに読んできた中で、講演内容がどのようなものなのかを伝える目的であるプロポーザルが、その役割を果たすのに不十分な記述のため、本当は素晴らしい講演内容が伝わらずに終わってしまっているのではないか、ということを危惧しています。そこで本記事では、講演内容がわかりやすいと読み手として感じたプロポーザルを思い出しながら、それがどのような構造であったのかをチェックリスト形式で提案します。このチェックリストを用いて、より多くの伝わるプロポーザルが生まれることを願っています。 動機先日、 株式会社カケハシの小田中さんが素敵なスライドを公開していました。これによって、多くの人がカンファレンスのプロポーザルを書こうというモチベー