マンガ好きのみならず、各界の目利きたちを唸らせてきた異色作にして名作『オッス! トン子ちゃん』。天久聖一とのコンビで、規格外のバカバカしさを詰め込みまくった新時代のギャグバイブル『バカドリル』。マンガ家・タナカカツキさんの表現は、いつもこちらの期待を裏切らない「裏切り」に満ちています。言い換えればそれは、楽しい実験精神? 変幻自在のスタイルは、CG映像、立体作品など、紙とペンの世界にとどまらない広がりよう。最近ではローソンの展開するカフェサービス「MACHI café」で特製タンブラーのデザインを担当するなど、コラボレーションの新境地も見せています。そんな摩訶不思議なマンガ家「タナカカツキ」は、これまでどんな道のりを歩んできたのでしょうか。 1966年、大阪府出身。18歳でマンガ家デビューし、以降、映像作家、アーティストとしても活躍する。マンガ家としての作品は『オッス! トン子ちゃん』『バ