●二人称小説一覧(→新版) ◆ミシェル・ビュトール(清水徹・訳)『心変わり』岩波文庫(1957)長編:全編「きみ」 ◆倉橋由美子『暗い旅』新潮文庫(1961)長編:全編「あなた」 ◆都筑道夫『やぶにらみの時計』光文社文庫(1961)長編:全編「きみ」 ◆シオドア・スタージョン(山本光伸・訳)『きみの血を(書評)』ハヤカワ文庫(1961)長編:最初と最後だけ「あなた」 ◆ジーン・ウルフ(伊藤典夫・訳)『デス博士の島その他の物語』(1970)中編(国書刊行会『デス博士の島その他の物語』収録):大体「きみ」 ◆阿部公房『箱男』新潮文庫(1973)長編:ほんの一部(《Cの場合》)だけ「君」 ◆山口雅也『『あなたが目撃者です』』(1994)短編(講談社文庫『ミステリーズ《完全版》[現在品切れ]』収録):全編「あなた」 ◆北村薫『ターン』新潮文庫(1997)長編:5分の3くらい(←適当)「君」。他、一