Canvas機能を使った文字やグラフィックス描画の際の挙動の違いでWebブラウザの違いを識別する「Canvas Fingerprinting」という技術が開発され、すでにトップ10万のサイト中5.5%がこれを使ったユーザー追跡を利用しているという。 また、ユーザがCookieをこまめに削除しても、サイト側が同じデータをFlashのローカル共有オブジェクト(LSO、Flash Cookie)などに保存しておいて回復させれば、実質的にCookieを不滅化することができる。このEvercookieを実現する手段の一つである「Respawning by Flash cookie」sは、人気上位200サイトのうち10サイトで検出されたそうだ。 Cookieを無効にしていても、適切な対処をしない限り、閲覧者の行動はかなりの割合で漏洩している可能性があるようだ。 Canvas Fingerprintin
東京電力が昨年8月に福島第一原発で実施したがれき撤去作業で、敷地外に放射性物質が飛散した問題で、東電は23日、4時間で最大1兆1千億ベクレルの放射性物質が建屋外に出たとする推計結果を明らかにした。第一原発からは現在も1時間あたり1千万ベクレルが出ていると推計されているが、2万倍以上が出たことになる。どれだけが敷地外に出たかは不明という。 飛散が指摘されているのは8月19日で、この日は3号機で大規模ながれき撤去作業をしていた。風下での計測データと、構内で放射性物質の粉じん濃度が高まったときに出る警報が4時間続いたことを踏まえ放出量を逆算。原子力規制委員会の検討会に報告した。 ただ、最も濃度が高かった20分間が4時間続いたとの設定での計算で、東電は「多く見積もった数字」としている。規制委の更田豊志委員は「もっと細やかな対策をしておくべきだった」などと指摘した。 東電は8月の飛散以降、作業前にま
小泉進次郎復興政務官は23日、都内で記者団に、10月26日投開票の福島県知事選について「福島第二原発をどうするかは争点ではない。廃炉以外のことを言えるとは到底思えない」と語った。安倍政権と自民党本部に、福島県内のすべての原発を廃炉にする方針を表明するべきだと訴えた。 自民党福島県連は13年の参院選の県版公約で、県内の全原発廃炉を掲げた。福島県議会も全会一致で全原発の廃炉を決議した。しかし、再稼働を進める安倍晋三首相は県版公約を「要望のようなもの」と位置づけ、第二原発の廃炉は「事業者が判断を行う」と自らの判断を避けている。 小泉氏は「自民党の県連はそうやって(全原発廃炉で)戦ってきている。私もそう訴えてきた。その思いは変わらない」と強調した。
コーヒー大手のネスレ日本(神戸市中央区)は23日、全日本コーヒー協会などの国内の業界団体を退会することを決めたと発表した。同社の主力製品の表記を業界が認めないとしたためで、団体を退会することで、業界に縛られない営業活動ができるようにする。 今回問題となっているのはネスレの「レギュラーソリュブルコーヒー」。コーヒー抽出液を乾燥させて粉状にするインスタントコーヒーの製法とは異なり、微粉砕したコーヒー豆を抽出液と混ぜて乾燥させる製法をとっている。このため、豆をひくレギュラーでもインスタントでもないとして、ネスレでは「ソリュブル(可溶性)」という新ジャンルのコーヒーと位置付けていた。 しかし、レギュラーコーヒーとの誤解を招くとする全日本コーヒー公正取引協議会が、新ジャンルも、「レギュラーソリュブルコーヒー」の名称も使用を認めないことを決めた。 ネスレ日本は、現在の商品名称での販売、広告展開が不可能
来春、鹿児島県肝付町に開校する県立楠隼(なんしゅん)中学・高校が26日、東京都千代田区の都道府県会館で学校説明会を開く。午前10時、午後2時の2回で各1時間。入場無料、申し込み不要。同校は全国初の全寮制公立中高一貫男子校。航空宇宙教育のモデル校を目指し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員らが講師を務める。問い合わせは同校(0994・65・1192)。
大阪府のマンションの一室から、21丁ものライフル銃や散弾銃が警察に押収された。持っていたのは銃マニアの34歳の男。銃刀法の許可はなかったが、別の法律で合法的に所持していた。捜査員からは法改正を求める声が上がる。 大阪府寝屋川市のマンションを府警が家宅捜索したのは6月14日のことだ。 12人の捜査員がリビングに踏み込むと、無数の銃や銃弾が床に散乱していた。壁に立てかけてあったり、無施錠のロッカーにあったり。和室のベッドの脇にも1丁あった。府警が押収したライフル銃や散弾銃は21丁にのぼった。 部屋の住人は自称IT業の男(34)。捜索の前日、近くの公園で発砲目的で散弾銃を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕された。この容疑は認めたものの、部屋の中の銃については、捜査員にこう言ったという。「私は銃の販売許可を持っている」 男は2010年3月に散弾銃とライフル銃、空気銃の販売許可を大阪府知事から得
NTTコミュニケーションズは23日、同社の「思い出あんしん保管」サービスに申し込んだ人のうち378人分の名前やメールアドレスなどが、インターネット上で閲覧できる状態になっていたと発表した。サーバーの設定ミスが原因だと説明している。23日午前までに個人情報が不正に使われた報告はないという。 閲覧できたのは、昨年6月20日~今年7月18日に申し込み手続きをした人の情報で、電話番号や住所が閲覧できる例もあった。暗号化されたクレジットカード情報も2件あったという。同社は専用の電話窓口を設け、客の問い合わせに対応する。 思い出あんしん保管は、ビデオテープに録画された映像をデジタルデータに変換するサービス。
男性4人が同時に小用を足せる仮設屋外トイレを、浜松市中区の機械部品販売会社「サカエ」がつくった。開発のきっかけは、神谷紀彦社長(41)がマラソン大会でよく目にする光景だった。 トイレの構造は、1・5メートル四方の台の上に、高さ1・6メートルの壁を十字に載せ、交差するそれぞれの角に便器をつけた。使う人同士の目が合わないように、壁の中央の上には小便小僧を立たせた。1台で1千回分の小用が足せる容量がある。 つくろうと思ったきっかけは、4年前にランニングを始めた神谷社長の体験だ。マラソン大会に出る度に見かけるのは、トイレ前の行列とコースの端で立ち小便する男性ランナーの姿。物陰には臭いと湯気が立ちこめ、女性ランナーが「せっかくいい景色を見ているのに」とこぼすのを耳にしていた。
ミセスロイド、アイスノン等の家庭用品で知られる白元(東京・台東)は5月29日、東京地裁に民事再生法を申請した。負債総額は今年に入って2番目に大きい250億円。製造業ではかなりの大型倒産だ。テレビCMなどでなじみ深い同社の突然の倒産に驚いた方も多かったのではなかろうか。誰もが知っている有名企業だが、一部週刊誌などで報じられた4代目社長の派手なイメージとは裏腹に、実は会社の内情は火の車であったことが
大阪市西区に登記上の事務所を置く一般社団法人がインターネット上で公開しているブログで、ブラジル産の鶏肉や豚肉、牛肉について「毒入り」とする記載があり、ブラジル大使館が抗議したことが分かった。すでに削除されたが、交流サイトやツイッターなどで拡散する事態に。大使館側は「誤った内容の情報で懸念している」としている。 登記簿やブラジル大使館によると、この法人は美容や健康の情報提供などを手がけている。昨年10月、ブログに「ブラジル産肉は非常に安い」「化学物質で汚染された最悪の毒入り肉」などと掲載した。大使館は今年4月に抗議文を送り、ホームページに「虚偽で技術科学的根拠はない」とのコメントを出した。法人側からは情報源についての説明はないという。
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