いち写真好きとしては有り難いことに、カメラやレンズのレビューをさせていただいています。それぞれの性能や用途を勘案しつつ、ロケーションや被写体を想定してから撮影に出るのが常です。ところが天候も含め、その日その場所その瞬間によって撮れ高はマチマチ。作例カットとして掲載する十数カットだけを撮って、はい一丁上がり!と言う訳には行きません。使用感を確かめながら、描写性能がきちんと発揮されているカットを得るべく毎度奮闘しております。一方、その陰で日の目を見ないカットも私の手元にはどっさりと残ります。 最近、そのデータの山を見返す機会があり、ふと気づいたことがありました。多くの機材でガラスや水面への“映り込み”を写していたのです。事前に映り込みを撮影する予定もないのに。。。立ち寄った場所で、ふと惹かれてしまったのでしょうか。これと言った動機も思い当たらず。もはや「そこに映り込みがあったから」としか言いよ