NDA(秘密保持契約)を結ばないと・・・ 初めての相手と商談に入るとき、あるいはおつきあいの有無にかかわらず、新規の案件の協議を行うとき、NDA(Non-Disclosure Agreement 秘密保持契約)を結んでから商談に入ることが多いと思います。 ・・・と言っても、NDAをまず結ぶのが一般的になってきたのは、たかだかここ十数年のこと。それまでは、NDAなしに、大事なアイディアや重要な顧客の情報を、開示してしまうことがよく行われていました。 相手が大手だから、まさか汚いことはしないだろう、と信頼して、NDAなしにアイディアや顧客リストetc.を渡してしまう。そしてある日、その相手企業の「新製品」を見てびっくり。自分のアイディアが使われている!そこで弁護士事務所に駆け込む・・・。 「聞いてしまったら使うのは自由」 アイディアや顧客情報など「情報」は、形の有るもの(有体物)とは異なり、所