参考資料①~③より、沖縄では、一汁一菜(または一汁一飯)の習慣があった。 その為、参考資料④より、一品で汁物とおかずの二役を果たすように、味噌汁が具沢山になったと考えられる。 参考資料: ① 『琉球大学教育学部紀要 30集第2部』(琉球大学教育学部 編・刊、1987.3) p299-308 「明治後期から大正初期にかけての沖縄における行事食の食品使用上の諸特徴 宮城節子[ほか]」の論文がある。 p306 「明治後期から大正初期にかけて庶民の行事食の食膳形態は一汁二菜、或いは一汁一菜であった…」の記述がある。 ② 『沖縄の食文化』(外間 守善 著、沖縄製粉、2010.3) p34 「昭和初期の那覇の家庭では年間を通じて一汁一菜が基本だった。」の記述がある。 ③ 『沖縄の「食」』(文芸春秋社 [編]、文芸春秋、1982.6) p160-162 「沖縄の「定食」」の項目で、p162 「ミソ汁は“