いわき市田人町を通っていた「塩の道」を辿りたい。参考になる資料はあるか。 | レファレンス協同データベース
塩の道とは、茨城県平潟港からいわき市勿来町関田を通り、田人を経て棚倉町、白河市など県南地方を結んだ道。地域資料コーナーから次の資料を案内。 ①『塩の道と石仏』（田人公民館 1998） 「藩政時代の塩の道」の地図あり。 ②『塩の道を行く』（朝日新聞福島支局 歴史春秋出版 1985） ③『いわき市勿来地区地域史1』（いわき市勿来地区地域史編さん委員会 2012） P210「（3）中通りとつなぐ“塩の道”や川道」に簡単な記述あり。 ④『御斎所街道（歴史の道）』（福島県教育委員会 1985） ⑤『日本の塩道』 P242東北地方の塩道「（3）磐城と岩代・越後の地域」に塩のルートに関する記述あり。 ⑥『いわき人（ビット）7』 P48『いわきの「塩の道」』に塩の運搬ルートや現在の製塩について記述あり。 また、Webでは「e-ラーニングふくしま学習チャンネル」の地域・自然アーカイブで山名隆弘氏（いわき地域
第２次世界大戦末期、アメリカ本土の直接攻撃を目的に打ち上げられた「風船爆弾」の勿来基地の位置について... | レファレンス協同データベース
当館所蔵の当該資料について調査した結果、下記資料に「風船爆弾基地」の位置図および当時の「基地配置予想図」を確認し、回答した。 「風船爆弾」とは、第2次世界大戦末期（昭和19年11月初旬～翌20年4月初旬）アメリカ本土を直接攻撃する「フ号作戦」のために、研究・製造された秘密兵器である。 手漉き和紙をコンニャク糊で何層に貼りあわせた気球に爆弾・焼夷弾を吊るし、偏西風（ジェット気流）にのせ最高時速300kmの速度で、アメリカ本土到達には約50時間を要したとされる。 気球の直径は約10m、全体の重さは180kgを計り、35kgの爆弾を搭載していた。 放球基地は全国で3箇所設置され、 ①茨城県大津（現北茨城市長浜）に司令部・第1大隊 ②千葉県一宮(現千葉県一宮町)に第2大隊 ③福島県勿来(現いわき市勿来町)に第3大隊が置かれ、前述の5ヶ月間に合計約9,300発の風船爆弾が、アメリカ本土に向け放球され
常磐の御幸山公園（みゆきやまこうえん）が、桜の名所となったのはいつ頃からか？これについて 、記述があ... | レファレンス協同データベース
『絵はがきの中の「いわき」』（P115～）によると、もともと桜の名所だったのは御幸山に隣接している「観音山」のようです。昭和30年代の市勢要覧や観光案内、新聞などを見ても、桜の名所として登場するのは観音山です。 しかし、昭和40年代には「御幸山・観音山」と併記されることが多くなり、昭和50年代には、桜 の名所として新聞などで紹介されるのは「御幸山」と変化していったようです。 御幸山公園の整備は、湯本駅前の区画整理と並行して行われました。昭和36年に風致公園として 整備開始となり、昭和39年4月に全面積の供用を開始しています。昭和44年度には市予算の都市公 園事業費に御幸山公園の整備に関する経費を盛り込むなど、整備を進めていたことが伺えます。 以上を総合的に勘案すると、昭和30～40年代、湯本駅前の都市計画のひとつとして御幸山の公園 整備が進められ、それにあわせて桜の名所も観音山から御幸山へ
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