2014年2月8日(土) 【再放送】2014年2月15日(土)午前0時45分 ※金曜日深夜 戦時徴用船 ~知られざる民間商船の悲劇~ 撃沈された船数およそ2500隻。戦死した船員6万人。これは、太平洋戦争で軍需輸送のために徴用された日本の民間商船の被害である。一般船員の死亡率は43%で、海軍軍人の2倍以上にのぼった。この中には10代の乗組員も数多く含まれていた。 開戦当時、世界第3の海運国になっていた日本。当時国内トップの規模に迫っていた大阪商船は、3年半におよぶ戦争で200隻あまりの船と4000人以上の船員を失い、壊滅状態で終戦を迎えた。その大阪商船に、生存者の証言に基づくほかに類例のない戦時資料が残されていた。当時の社長岡田永太郎が嘱託画家の大久保一郎に描かせた絵画群である。 大久保が描いた絵は約80点。戦後は倉庫に秘されたままになったが、台風による浸水被害を経て、現在は修復された37
1960年代に花開いたプレートテクトニクスは地球科学の〈革命〉であった。しかし,革命であるがゆえに,多くの抵抗や反感や無視があった。とくに,この革命が地球物理学者が主導して行われたものだから,地質学者には抵抗が強かった。世の中では地球物理学と地質学は同じようなものだと考えている人も多いにちがいないが,じつは,かなり違うものだ。つまり,地質学者こそが地球の歴史を扱ってきたはずで,地球の〈現状〉しか分からないはずだった地球物理学者が地球の歴史を組み立ててしまったという,いわば縄張りを荒らされて顔が立たなくなってしまった反感もあった。この本の著者,ケネス・シュー(許靖華)氏も翻訳者の高柳洋吉氏も地質学者であり,ちなみに私は地球物理学者である。 この本は深海掘削計画(DSDP)と言われる,特殊な掘削船で海底に孔をあけて試料を採ってくる計画の立ち上がりから終了までの15年間(1968~1983)のハ
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