このたび刊行された釧路高専紀要の第45号におきまして「アニメ《舞台探訪》成立史: いわゆる《聖地巡礼》の起源について」と題する研究論文を公刊いたしました。 本文(PDF)のダウンロードはこちら (または CiNii で) 釧路高専トップ > 図書館 > 研究紀要 > 第45号 > 拙稿(41〜50頁) はじめに I 前史 〔1980年代まで〕 アニメ = 非現実 初の海外ロケハン: アルプスの少女ハイジ 普通の女の子: クリィミーマミ (cf.: 大橋崇行 「魔法少女の夢」) II 日常性の芽吹き 〔1990年前後〕 視聴年齢層の上昇 舞台探訪の源流: 天地無用!魎皇鬼 虚構と現実の交錯: 美少女戦士セーラームーン III 日常性の発現 〔1990年代〕 現在を生きるボクらの物語: 耳をすませば ジャンル間の影響: ビジュアルノベル IV 舞台探訪の成立 〔2002年前後〕 様式の確立:
「当世物は尽くし」で「安いもの」を列挙するとしたら、その筆頭にあげられるべきものの一つは陸地測量部の地図、中でも五万分一地形図などであろう。一枚の代価十三銭であるが、その一枚からわれわれが学べば学び得らるる有用な知識は到底金銭に換算することのできないほど貴重なものである。今かりにどれかの一枚を絶版にして、天下に撒布(さんぷ)されたあらゆる標本を回収しそのただ一枚だけを残して他はことごとく焼いてしまったとしたら、その残った一枚は少なくも数百円、相手により場合によっては一万円でも買い手があるであろう。 一枚の五万分一図葉は、緯度で十分、経度で十五分の地域に相当するので、その面積は、もちろん緯度によってちがうが、たとえば東京付近でざっと二十七方里、台湾(たいわん)では約三十一方里、カラフトでは約二十一方里ぐらいに当たる。 この一枚の地形図を作るための実地作業におよそどれだけの手数がかかるかと聞い
右のアイコンをクリックすると「Adobe Reader」を入手できます。 「既刊リスト」のタイトルをクリックしますと、PDFファイルが開きます。 ファイルサイズの大きいものがございますので、容量をご確認の上、ご覧下さい。 技術ノートは、当協会技術委員会が技術情報誌として昭和62年12月に創刊号を発行して以来、平成29年1月現在までで第49号に達しています。 創刊号から最新号までの技術トピックスをまとめると表の様になっています。 トピックスの内容については、東京を舞台とする様々な話題の中に地形、地質との関連又は基礎工学的な話を織り込みながらその歴史や現在を伝える内容となっています。 技術ノートを一度でも見ていただいた方には分かっていただけると思いますが、各号とも写真や図にカラーをふんだんに使い、明るい紙面と成っております。 特に、所々に登場する地質断面図を、カラーでイラスト風に紹介したものは
南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク ジオサイト案募集 地球の姿に関係しそうな風景や崖,子供に教えたい岩石や地層,感動した岩壁や渓谷,学術的価値が高い露頭など,専門家・非専門家を問わず,ジオサイトを提案してください。サイトの位置と特徴だけでも構いません。 →詳しくはページの末尾をごらんください。 南アルプス(広い意味の赤石山地)は,南海トラフの底から見ると,9000メートルの高さをもつ大山脈です。陸上部分だけでも海抜3000m級の高山を10座有する日本を代表する山岳地域になっています。中生代から現在までの海洋プレート沈み込み帯で起こったいろいろな現象を,狭い地域で集中して見ることができます。 2008年12月に,南アルプスの長野県側(下の図の緑色の区域)が『南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク』の名で,日本最初の7ヶ所の日本ジオパークのひとつに認定されました。ひきつづき,山梨県側と
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