開かれた知恵。 1905年(明治38年)は増永眼鏡が、福井に眼鏡工業の種をまいた年です。創立者増永五左エ門は、大阪や東京から眼鏡職人を呼びよせ、ひとりでも多くの優秀な眼鏡技術者を独立させることに熱意を注ぎました。1911年(明治44年)には福井県各地に13の分工場がつくられ、現在では国産の90%を福井県が生産するまでになりました。 福井は、めがねフレームの世界三大生産地のひとつ。とくにメタルフレームでは世界最大の生産地です。いま私たちは、世界の人々の暮らしがより豊かになるよう、世界各国の技術交流を深めて、それぞれが得意な分野で協力し合えば、21世紀も見通せるのではないか、と考えています。