平成14年の晩秋から翌15年の新春にかけて、ふたつの江の島展望灯台が並ぶシーンが見られました。これは、灯台の灯を絶やすことなく伝承させるために、新展望灯台の灯がともるまでの間、旧展望灯台の存在が欠かせなかったからであります。 ▲建て替え期間中に限り見られた新旧展望台のツーショット この旧展望灯台は、藤沢市海洋総合博物館建設計画の一環として造園された江の島植物園の開園に伴い、公益的観光施設の充実を図るべく当社が建設した日本初の民間灯台で、この竣工をもって観光事業参入の第一歩としました。当時の当社は、江ノ島電気鉄道の社名をあえて江ノ島鎌倉観光に変更(昭和24年8月1日)するなど、総合的な観光運輸会社への脱却を図ろうとしていた、まさに真只中と言ってよく、沿線随一の景勝地江の島の活性化を最重点課題としていました。こうした背景のもとで展望灯台建設の契機となったのが、世田谷区内において落下傘塔として使
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