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ブックマーク / macroscope.hatenablog.com (3)

  • 気候学(climatology)をめぐる個人的覚え書き - macroscope

    【この記事はまだ書きかえることがあります。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - いま、わたしは自分の専門が何かの述べかたはなんとおりかあるが、そのうちひとつとして、「気候学」だと言うこともできる。【しかし、長いあいだ、そうではなかった。それはあとに述べるような事情による。】 いま、わたしは「気候学」は「気候に関する学問」という意味であり、それ以上の限定はされていないのだと言う。【細かいことだが「学問」は「科学」を含みそれより広い意味だと思っている。わたしの知っている「気候学」は「気候に関する科学」だと言ってもよいのだが、その周辺の「気候に関する、学問ではあるが科学ではないもの」まで広げてもよいかもしれないと思う。】 ただし、「気候」ということばには統一された定義はない。わたしは科学史の論文(増田, 2016)の序論で次のように述べた。(ここでの引用では改行をふやした

    気候学(climatology)をめぐる個人的覚え書き - macroscope
    whalebone
    whalebone 2017/10/10
    『総観気候学は、第二次大戦中の軍事研究として、とくにアメリカ軍が日本を空襲できる天気条件を判断するための技術として発達したらしい』
  • 海洋学者Shizuo Ishiguro、日本出身地球物理学者の波 - macroscope

    (人の名まえに敬称をつけるかどうかはいつも迷うが、今回はとくに意味もなく不ぞろいになることをおことわりしておく。) 【[補足 (2017-10-08)] ネット上(Twitterほか)のいろいろなかたのご指摘によって知った情報を追加した。】 【[補足 (2018-09-05)] 日海洋学会の雑誌『海の研究』に、小栗 一将さんによる、石黒 鎮雄さんの研究業績などについての解説(小栗, 2018)が出た。わたしにとって新しい興味深い情報をふくんでいるが、このブログ記事には まだ反映できていない。 小栗 一将, 2018: 石黒鎮雄博士の業績 -- 観測機器・実験装置の開発とアナログコンピューティングによる海洋現象解明のパイオニア。海の研究 (日海洋学会), 27: 189-216. https://kaiyo-gakkai.jp/jos/publications/uminokenkyu/b

    海洋学者Shizuo Ishiguro、日本出身地球物理学者の波 - macroscope
  • 軍事研究との距離 - macroscope

    【この件についてのわたしの意見は必ずしもまとまっていない。ひとまず資料集のような意味でブログ記事にしておく。今後も書きかえる可能性があり、その場合にいつどこを書きかえたかいちいち明示しないかもしれないことをおことわりしておく。】 - 1 - 2015年1月16日、産経新聞による「東大、軍事研究を解禁 公開前提に一定の歯止め」という見出しが広まり、ネット上ではそれをまにうけて、「とうとう大学も軍国主義に負けたか」のようになげく声もあり、「当然の規制緩和だ」とほめる声もあった。 産経の報道は東大からの新しい発表を受けたものではなく、2014年12月に東大の情報理工学研究科の大学院生向けの「科学研究ガイドライン」(http://www.i.u-tokyo.ac.jp/edu/others/pdf/guideline_ja.pdf ) が改訂されたこと(旧版はWeb Archiveで閲覧可能 ht

    軍事研究との距離 - macroscope
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