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ブックマーク / qushanxin.hatenadiary.org (4)

  • 最近の中国批判 - 狂童日報

    最近中国が何かと話題である。品安全、環境汚染、私的財産権、ナショナリズム・・・・。「北京五輪があと一年」に関する報道でも、期待や希望よりも問題点を取り上げるのがほとんどであった。 中国に対する批判的な論調は、もちろん仕方のないところもあるが、特にテレビの報道などに接するたびに不愉快になる。もし中国を批判するのであれば、目の前に中国の国民がいるつもりで、相手を説得するつもりで批判しなければならない。ところが中国における「ひどさ」を、周りの共演者と共感するだけで終わってしまっているのが、ほとんどである。それは批判ではなくて、せいぜい悪口や陰口に過ぎない。ネット上では前々からひどかったが、最近はテレビや新聞でもこの傾向が出始めているような気がする。 批判はよくないと言っているわけではもちろんなく、中国という隣人に対する「心配」や「不安」を、仲間内でグチグチ言い合っている状況から一歩も出ず、「清

    最近の中国批判 - 狂童日報
    whalebone
    whalebone 2007/08/09
    いえてる
  • なぜ年金未納が多いのか - 狂童日報

    自民党のぼろ負けが確実視される参議院選挙に向けて、年金問題が焦点になっている。相変わらず与党は野党の攻撃に対して「財源は何処に?」と開き直って、「景気回復で対応」などと世迷いごとを繰り返してる。年金改革の中身云々以前に、この段階で与党の言うことは全て破綻している。 そもそも国会議員たちは、なんでこんなに「未納」(3割強)が多いのかという根的な問題を真面目に考えたことがあるのだろうか。 だいたい年金というのは「老後が不安」ということを前提にしている。「老後が不安」という感情は、裏返して言えば「いまはそれなりの安定した給料をもらって働いている」からこそ、言い換えれば「定年」というものをリアルに想像することが出来るからこそ起こるものである。「来月は仕事があるだろうか」という不安を日々抱えている派遣社員やフリーターにとって「定年」など頭の片隅にすら上らないだろうし、そういう現実味のない「定年後」

    なぜ年金未納が多いのか - 狂童日報
  • NHKスペシャル - 狂童日報

    NHKスペシャルの「高速ツアーバス」のドキュメンタリーを観たが、さすがNHKのドキュメンタリは―すごい。公共放送の必要性を強く感じるのは、こうした手間隙がかかる番組は民放ではとてもつくれない(実際作っていないどころか、議員や官僚(ときどき「だらしない若者」)など「叩きやすいやつ」ばかり批判して正義ぶっている!)からである。 あそこに登場した、下請けのバス会社をピンはねしているとしかいいようのない旅行会社の社長はたしかに「ひどい」の一言だが、むしろ問題なのはだれが見ても「ひどい」話が、当事者の感覚として全くなくなっていて、「一生懸命いいことをしている」と当に信じていることである。そら恐ろしいのは、テキパキと饒舌に「コスト削減と安全管理は両立する」という例の社長の語り口が全く理屈だけが宙に浮いていて、人間を相手に話している感じがないことである。思い起こしてみると、キャラが強かったとは言え逮捕

    NHKスペシャル - 狂童日報
  • お上意識 - 狂童日報

    人は「お上意識」が強いといわれる。 確かにそうだ。「お上意識」を批判し、公務員の「特権」を批判し、その数を削減せよとのたまう人が、「行政は何をやっているのか」「政府の責任だ」と平然と言う。「お上意識」を強く批判する人の論理の中に、強固な「お上」願望がある。「お上意識」への批判は、ほとんど日社会のお約束であると言っていい。私の「お上意識」も相当なものだと思うが、こういうお約束的な「お上」批判を平然と繰り返す人たちほどではないと思う。 日人は「お上」というのは絶対になくならないものだと思っている。「下」がどれだけ批判し、「お上」の力をそぎ落とそうとも、天から降り注ぎ続けるものだと考えている。日中国との違いに何があるといわれたら、真っ先にこの「お上」意識を挙げるだろう。中国では「お上」の力なんていい加減なもので、砂上の楼閣でしかない、ということが暗黙の前提になっている。「お上」に対す

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