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ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (2)

  • 朝日新聞社編『危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』』(徳間書店)取材原稿完全版 - shinichiroinaba's blog

    朝日新聞の連載企画を基に先般刊行された朝日新聞社編『危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』』(徳間書店)に寄稿した拙文(インタビューのフォーマットに合わせて編集者に合いの手を入れてもらった以外は当方の書下ろしである)は、紙面でもまた単行でも大幅に縮減されたものである。徳間書店のご厚意によってここに原型を復元し公開する。 =================== ――研究者としての著書も多数あるなかで、稲葉さんの最初の著書は『ナウシカ解読 ユートピアの臨界』(1996年刊、2019年に増補版を刊行)です。稲葉さんは、今この作品をどう評価しますか。 宮崎駿のまんが『風の谷のナウシカ』はすでに古典になっています。古典になっている、ということの意味は色々ありますが、ひとつには後進にとっての模範、ベンチマークを提供している、というところです。これについては後に詳しく述べましょう。もうひとつは、もう

    朝日新聞社編『危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』』(徳間書店)取材原稿完全版 - shinichiroinaba's blog
  • ハンス・アビング『金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか』(grambooks) - shinichiroinaba's blog

    http://www.bk1.co.jp/product/2761370?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903341003/interactivedn-22 文化・芸術経済学の好著。アーティストとか学者とかを目指す若者必読。 何だかんだいって芸術には威信があり、愛好者は無論のこと、それを需要しない人々でさえその権威を認める。ゆえに市場ベースでは採算がとれずとも芸術にはメセナや公的助成がなされる。そして人材は供給過剰となり、一部の勝ち組を除けば貧困に甘んじざるを得ない。その貧困にもかかわらずアーティスト志願は、一部はそのリスク愛好性ゆえに、また一部は芸術そのものの威信へのより強いコミットメントゆえに、市場からなかなか去らない――。 自身アーティストで、副業として長く大学の経済学非常勤講師を

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