NASAの宇宙飛行士マシュー・ドミニク氏が国際宇宙ステーションから撮影した紫金山(しきんざん)・アトラス彗星/Matthew Dominick/NASA (CNN) 昨年発見されたばかりの紫金山(しきんざん)・アトラス彗星(すいせい)(C/2023 A3)が、12日(米国時間)に地球に最接近する。天文ファンが観測できるのは恐らく最初で最後のチャンス。次に夜空に現れるのは8万年後と予想されている。 太陽を公転する紫金山・アトラス彗星は、太陽に最も近い近日点を9月27日に通過。南半球では9月から10月上旬、夜空に姿を現した。米航空宇宙局(NASA)によると、現在は太陽系から出て行く途上にあり、北半球では10月中旬から11月初旬にかけて観察できる。