それぞれに特徴があり個性的な専門図書館。図書館関係者が見学してその様子をレポートします。
![専門図書館見学記 | Jcross(ジェイクロス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c287bdd2b92837fbafbbad0429d4adbf06ab9ec6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jcross.com%2Fcommon%2Fimg%2Fogimage_jcross_01.png)
神奈川県立川崎図書館(以降、川崎図書館)では、開館当初から展示に力を入れており、これまでに多くの展示を開催してきました。2017年5月12日からは、開館60周年を間近に控え、これまでの川崎図書館の歴史を振り返る、ミニ展示:「川崎図書館あゆみ展」が開催されています。 今回の展示を担当したスタッフの一人、科学情報課の高田高史様に展示の様子をご案内いただきながら、これまでの展示についてのお話も伺いました。 川崎図書館では、2017年4月末時点での入館者の累計が9,922,497名となり、間もなく1000万人を迎えようとしています。また、2018年5月には現在の川崎区から高津区の「かながわサイエンスパーク(KSP)」への移転[※1]が予定されており、開館60周年以外にもいくつかの節目を迎えつつあります。 そうした中、来館した方に川崎図書館のことをもっと知っていただきたという意図に加え、この機会にこ
図書館名 科学技術系外国語雑誌デポジット・ライブラリー(神奈川県立川崎図書館) 住所 横浜市港南区野庭町1660 神奈川県教育局生涯学習部文化遺産課収蔵センター(旧神奈川県立野庭高等学校) URL デポジット・ライブラリーのご案内 - 神奈川県資料室研究会 デポジット・ライブラリーって何? 大きな企業や大学に所属する研究者でなくても、多くの貴重な海外の学術雑誌を閲覧・複写することができる図書館があることをご存知ですか? 毎回、様々な専門図書館のご紹介をしている「専門図書館見学記」。今回見学したのは、神奈川県立川崎図書館と神奈川県資料室研究会(以下、神資研)の協同事業である「科学技術系外国語雑誌デポジット・ライブラリー」です。デポジット・ライブラリーというのは、資料の保存を主要な目的とする図書館のこと。今回見学した「科学技術系外国語雑誌デポジット・ライブラリー」(以下、デポジット・ライブラリ
清澄白河(きよすみしらかわ)は東京駅から西に位置する江東区の落ち着きある地域です。最近では、ブルーボトルコーヒー日本1号店ができたことで一躍名を広めました。 この地域では現代美術館が開館したこともあり、アートやカフェの街として注目を浴びています。そんな清澄白河で100年を超える歴史ある図書館と新しい専門図書館があるのをご存知ですか?そんな二つの図書館と近隣のスポットを巡る散策はいかがでしょうか。 緑に囲まれた物静かな風格―深川図書館 清澄白河駅から徒歩8分。清澄庭園を回り込むように進むとモダンな外観の図書館が現れます。緑豊かな広い庭園に隣接していることもあり、静かで落ち着いた雰囲気で来館者を迎えてくれます。 明治42年(1909年)東京市立図書館として設立され、2015年現在で106年。今は江東区の区立図書館として地元民はもとより、古くからの蔵書を求める人たちに利用されています。 館内の二
図書館名 BICライブラリ(旧機械工業図書館) 住所 東京都港区芝公園3-5-8 URL http://www.jspmi.or.jp/biclibrary/ 公共図書館に勤務して十数年が経ちますが、恥ずかしながら専門図書館を見学することは今回が初めてでした。今まで何故専門図書館に足を運んでいなかったのか。それは、やはり「専門」という言葉に一歩引いていたのかもしれません。しかし、今回の見学を通じて、公共図書館に勤める司書だからこそ、専門図書館を知ることの大切さを実感しました。 さて、私にとって初めての見学先となったBICライブラリとは、機械産業の関係資料を専門に収集している専門図書館で、東京タワーのすぐそばにあります。歴史は古く、1964年11月に財団法人機械振興協会経済研究所情報資料部として発足しており、昨年で50周年を迎えたということです。半世紀が経過している図書館ともなれば、館内は歴
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