日本音響学会 技術開発賞受賞 4ch ビームフォーミング 音源可視化システム (ココをクリック) 近年の音場の可視化技術の発展には目覚しいものがあります。従来から行われてきた、音圧レベル測定によるコンターマップや音響インテンシティを用いたベクトルマップに加え、多チャンネルのマイクロホンアレイを用いた音響ホログラフィ法やビームフォーミング法により、今までは難しかった音の可視化を高精度かつ迅速に行うことができるようになってきました。 ここで紹介するシステムは、ビームフォーミング法(以降、BF 法)による音の可視化システムです。 これまでのシステムの多くは、測定現場での時間波形収録後に、後処理にて詳細解析を行い、カメラの動画と音圧分布を合わせることで、直感的に音源位置を把握するという方法が主流でした。しかしリアルタイム処理における動画表示は 1 fps 〜 6 fps が標準的なスピードで、特に