冥王星最大の衛星カロンの地形を部分的にクローズアップした画像が公開された。通常とは異なる形状の大きな山がとくに目を引いて興味深い。また、1930年の発見から現在までに望遠鏡や探査機がとらえてきた冥王星の「見え方」の違いがわかるアニメーションも公開されている。 【2015年7月17日 NASA (1)/(2)】 囲み内のクローズアップ画像は、探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近の約1時間半前(日本時間7月14日19時30分ごろ)に約7万9000kmの距離から撮影されたもので、長辺方向に約390kmの範囲がとらえられている。 衛星カロンと一部領域のクローズアップ(提供:NASA/JHU APL/SwRI) 少ないながらもいくつかクレーターが見えているが、何よりも目を引くのはクローズアップ画像内の左上に見える、堀の中に一部沈んだような大きな山だ。大きな影を落としているこの地形に、研究者たち
望遠鏡で見た星空の大発見 (やまねこブックレット) 作者: ガリレオガリレイ,板倉聖宣出版社/メーカー: 仮説社発売日: 2013/01/04メディア: 単行本購入: 16人 クリック: 566回この商品を含むブログ (27件) を見る 望遠鏡で見ると、星空はずいぶんちがって見えるんだよ、というのをガリレオが、自分の感動を素直に伝えるべく書いた本。最初は、望遠鏡の構造の解説から入り、その後は月はこんなふうに見えて、実はでこぼこなんだよ、とか星座の周辺にはほかにもいっぱい星があるんだよ、というのを述べる。月のでこぼこは望遠鏡なるカラクリを信用すべきかどうかにも関わるので簡単に断言すべきではないと思うが、そこまではいい。 だが問題はその後。ガリレオは木星を観察して、そのまわりをまわっているとおぼしき星の報告を行い、実はすべてが地球を中心にまわっているのではないんじゃないか、コペルニクス説が正し
以下の文書は次の一部分の翻訳です。 使用している絵も英語版の Wikipedia の絵から作ったものです。 Equation of time - Wikipedia (均時差) 最後の「数学的詳細」の箇所は内容を完全に理解して翻訳しているわけではないので、間違いがあるかもしれません。 なお「数学的詳細」は均時差のグラフが近似的には 2 つの正弦曲線の和 (均時差の主成分) となることの証明と均時差の公式 (Milne) を与えるものです。 ケプラーの方程式、楕円軌道の関係式から議論されています。 この 2 つの式を前提にすれば、少々高度な数学を使用しますが、テーラー展開などを知っていれば雰囲気はつかめると思います。 均時差とは 視太陽時 (apparent solar time) と 平均太陽時 (mean solar time) の差である。 ある与えられた瞬間には、この違いは観測者すべ
ガイドツアー 2012年4月よりツアーコース、日程が変更になりました。 三鷹地区では、ガイドが見学に同行して見学施設や展示機器についてのより詳しい説明を行う、「ガイドツアー」を2011年6月より行ってきました。2011年度は火曜日に行ってきましたが、休日開催の希望が多いことから、2012年4月からは第2週、第4週は日曜日にガイドツアーを行うことになりました(詳しくは実施日時をご覧ください)。また、測地学関連史跡をめぐる部分等を整備し、ツアーコースを拡張しました。 ツアーは事前申込制になっております。参加ご希望の方は、事前に申し込みください。 概要 実施日時 第1、3火曜日と第2、4日曜日の午後1時30分から午後3時30分 ただし、祝日、年末年始(12月28日~1月4日)は実施しません 参加定員 各日 20名(要事前申し込み、先着順) その他 雨天決行、参加無料 災害時など、実施が困難と判断
世界天文年2009は、ガリレオが望遠鏡で星空を観測してから400年を記念した国際イベントです。地動説を主張するガリレオが、教会の異端尋問で有罪判決を受けながら「それでも地球は動いている」とつぶやいたとされる話は有名ですが、それは後世の創作のようです。しかし、その象徴的なセリフは、天文学だけでなく、近代科学そのものの扉を開いたガリレオのイメージに相応しいとも言えます。 400年前、彼は何を思い、何を考え、何に悩み、何を為そうとしたのか? ガリレオの生涯を簡単に辿ってみましょう。そこには、とても人間味溢れた等身大のガリレオが息づいています。
日本の経度は金星観測から − 6月6日に金星の日面経過 − (1) 2004年と2012年の日面経過位置(理科年表から) 天文異変 本年(2012)5月21日に、日本列島の九州南部から四国〜東海〜関東〜東北南部にかけて金環食がみられることが、全国的な話題となっていますが、6月6日にも金星の太陽面経過(日面経過)という天文異変があることをご存知でしょうか。日本では午前7時頃から昼過ぎにかけてこの現象が見らます。 この現象は珍しい現象で、前回は2004(平成6)年6月8日に、日本でみえる日面経過では、前々回は1874(明治7)年12月9日に起こりました。明治時代が始まったばかりのこのときには、世界各国から天文学者等が観測条件の良い日本に訪れ、科学的な業績を持ち帰りました。維新直後の混乱期にあったものの、日本政府は、金星日面経過観測の終了を待ってアメリカ隊に経度原点の決定を依頼し、東京に日本最初
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く