フェリックス・デュ・タンプル・ド・ラ・クロワ(Félix du Temple de la Croix, 1823年7月18日 - 1890年11月4日)はフランスの海軍軍人、発明家。幾つかの飛行機械を開発し、これは歴史上で最初(ライト兄弟の初飛行1903年よりも29年早い1874年)の動力飛行だとされることもある[1]。同時代に同じ分野で活動したもう一人のフランス人に、ジャン=マリー・ルブリがいる。 経歴[編集] 海軍時代のデュ・タンプル 軍人として[編集] ノルマンディーの旧家の生まれ。 1838年、フランス海軍兵学校(École Navale )入学。第二帝政期の殆どの紛争で、特にクリミア戦争とメキシコ出兵で戦った。 41歳の時、彼はフランスに帰り、海軍中佐(Capitaine de Frégate )になってド・ラ・ロワール軍 (fr:Armée de la Loire) に参加。ア