#6月にC大阪から移籍加入した前田和哉選手は、05年のプロ入り以来、今回が初めての移籍だった。というより、そもそも近畿から出るのが初めて(出身は和歌山)。それだけに、心がけていたことがあったそうだ。 「知らない土地に来ていろんな人としゃべるなかで、やっぱり自分から心を開かないといけないと思うし、グラウンドレベルでもそうですけど、外でも重要なことだと思う。それができたかなと思います」 その結果、「人間的にも、多分ですけど成長したと思います」とも話している。 しかし、心配なことも。 しゃべりのセンスについては「落ちてるんじゃないですか?」と。 「まだ試合後にサポーターと全然しゃべってないんです。メガホン持ってないので」とのことだが、ゴール裏で本場のしゃべりが炸裂する日が来ることを祈っている。