9月の日本代表合宿に選出された北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵に対して、Twitter上で差別要素を伴う心ない言動が投稿された。これを知った鈴木武蔵が引用RTの形で言葉を綴ると、そのツイートは多くの称賛とともに拡散。発言者が「大分サポーター」と自ら定義していたことから、クラブが声明を出す事態に発展し、その経緯はニュースとしても扱われた。話題は過ぎ去り、終息したかに思われる一連の発展を眺めた一人として、今この話題に言及するのはなぜか。ここからできることはなんだろうか。 本当に「サッカーで見返すしかない」のか? 「僕に報告してくれた方ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。サッカーで見返すしかないですからね。そうやって小さいころからやってきたので。お父さんの血がなかったら日本代表になれていなかったと思いますし、ハーフであること、日本という素晴らしい国で育ったことに感謝しています」 力強い言