検察審査会が不起訴不当と議決したマッサージ店を営む男について、京都地検は再捜査の結果、客の女性に対する準強制わいせつの罪で在宅起訴しました。 男はいったん不起訴となりましたが、女性が検察審査会に申し立てをして再捜査が行われ、処分が覆りました。 大阪府堺市の土岐康文被告(55)は3年前、京都市のマンションでアロママッサージを施術中に客の女性(当時30代)の胸を触るなど、わいせつな行為をした準強制わいせつの罪で在宅起訴されました。 京都地検は2019年には、土岐被告を嫌疑不十分として、不起訴処分としました。 女性によると、土岐被告は行為を盗撮していました。 動画を見た検事は、女性に抵抗した様子がみられないため、同意があったと土岐被告が”誤認”してもおかしくない状況だったと女性に説明していたということです。 その後、女性は検察審査会に申し立てを行い、不起訴不当の議決が出されました。 議決を受け京