ビル君に会いに伊豆シャボテン公園に行ってきた。 だいぶお歳を召されている。 たまに瞬膜が閉じていると、白目で怖い。 餌を採るときと、餌を飲み込むときは瞬膜が閉じることが多い。 イメージ的には、「ガラスの仮面」。 あ、新刊出てたね。 瞬膜は横走りフォーカルプレーンシャッター。 ↓半分閉じてる状態。 思いっきりどつかれた。 またね。
今をときめく、金属パラジウムの結晶。 Zeiss Luminar 25mm/Multiphot/D3 この、プラチナによく似た銀白色の金属は、原子上に他の分子やイオンや原子団をくっ付けたり離したり。 パラジウム原子上にくっついた二つの原子団を結びつけて、それを放出したり。 有機合成には、なくてなならない金属の一つ。
私はマクロ狂ですから、マクロレンズにしか興味がありません。 等倍ぐらいですと、トータルとしての写りを気にするんですが、倍率がそれ以上上がると、それどころじゃなくなります。 解像してなければ話にならんのです。 グダグダな写りのレンズはゴマンとあります。現に何十本もハズレを引いてますし。 マクロの真髄は、「うわ!こんな細かいところまで写ってるよ!」というところにあると考えます。 印象写真も嫌いではないんですが、私は科学写真が好きですから。 高倍率マクロは、光学性能が命。極論では色やボケなんぞどうでもいい、と。 すると、メーカーは絞られてしまいます。 総合光学機器メーカーで、能力と実績のあるところ まともな顕微鏡が作れるところ 人情味のあるところ 製品の安定供給が望めるところ ニコンは複写用レンズであるマイクロ 55/3.5 の上市以来、安定して高品位のカメラ用マクロレンズを送り出してきました。
高千穂のウエハ検査用顕微鏡を一台中古で頼んだんですが、佐川が荷物を紛失して出てきません。 もう2日出てこないんですが。 明日出てこなければ、弁償もしくは代替品の手配だそうです。 精密ステージ、電動リボルバー、同軸落斜光源、SLWD の対物レンズ5本一式が付いた検査用顕微鏡一式が新品でいくらするか知ってるんかね? 新品定価現金で還ってきたら嬉しいな。 迷わずその金で、AF-S 14-24/2.8, 24-70/2.8, 70-200/2.8 の三本を調達します。 しかし、佐川に言わせると「ゲーム機なんかでは途中でオイタするバカがいる」(原文ママ)らしいです。佐川でゲームは送っちゃダメですよ。マジですよマジ。
たまに、「古いレンズを買いました」って話をすると、「新しいレンズの方がよく写るぜ」って言われることがあります。 まあ、一般描写はそうなのかもしれないけど、等倍を超えるマクロはちっともそんなことがなくて。 下の写真は、最新のニコンマクロレンズ Micro Nikkor 60mm F2.8G ED をリバースにして、4倍で撮影したもののセンタークロップと、EL Nikkor 50mm F2.8N のリバースのセンタークロップなんですけど 60/2.8G は軸上色収差の補正状況に難があります。 これが、専門バカと八方美人の違いです。 一本千円−二千円で購入できる EL Nikkor 50mm F2.8N が、その20倍以上する価格の 60/2.8G を打ち負かしてしまうんですね。 撮影条件が違うので厳密には言えないんですが、今までの経験からして、細密高倍率マクロを撮るなら、一般撮影用のレンズリバ
Badakhshan, Afghanistan もう一回撮り直しました。瑠璃(lazurite)です。 ラピス・ラズリ (lapis lazuri)というほうが通りがよいでしょうか。 とても古くから知られた鉱物ですが、産出は世界的にも限られ、アフガニスタン、チリ、ロシアなどで知られます。 最も著名なのはアフガニスタンのラピスで、世界最大の産出量を誇ります。 日本では、赤坂金生山で報告されていますが、どうもこれは人工物っぽいと言われています。 普通は多結晶で不透明な塊状集合体で産出することが多く、それに比べると自形結晶は稀です。 「瑠璃も玻璃も磨けば光る」ということわざは、ラピスラズリは塊状の多結晶集合体であるために磨かないと白っぽくみすぼらしく見えるが、磨くとこの鮮やかな青が出てくることを表現しているのでしょう*1。 天然の顔料としては藍銅鉱(群青)と共に、太古より極めて貴重な青の源として
ついでに書いてしまいますが、表題案件について。 ズボンに必要な条件としては 通気性がある 水を吸いづらく、速乾性がある 伸び縮みし、かつ、繊維に適当な腰がある 肌、もしくは下着との摩擦抵抗が少ない 必要に応じて、アンダーウェアを間に入れられるゆとりがある 裾が絞ってあり、周囲に引っ掛からない 丈夫で、岩角で引っ掛けても破けない というのがあります。 一番ダメなのはキツキツのジーンズです。 重く、きついと足を上げるときに多大なエネルギーを必要とします。 濡れると自分の体温を奪い、死ぬほど重量が増します。 ジーンズ穿いて山行くのは罰ゲームと同じ。 この間、学生に「ジーンズだけはやめろ」って言ったにもかかわらずきっついのを穿いてきて、山登りの途中でしんどすぎて吐いたって話を書きました。 登山用の、綿のズボンやチノパンもおすすめしません。濡れると乾かず、めちゃくちゃ重くなります。 カラカラに乾いて
ウチに一人、胸の大きな女子学生がいるのですが、彼女が言うには 「白衣を着ないで NMR 測定して、そのあとに両手を使いたいときがあるじゃないですか。そういう時に胸の谷間に NMR 管*1をはさんでおくといいんですよ。落ちないし。」 って。 大爆笑しました。 もちろん、下側はブラに固定してあるんでしょうけど。 それにしてもでかいっす。さすが E! 野外で虫の写真を撮っていると、レンズ交換して外したレンズの置き場に困ることがあります。 Micro Nikkor 105/4 とか挟めたらいいよね。 ↑学生さんは右の人ぐらいあります。 たぶん寄せれば Luminar や Macro Nikkor 19mm, 35mm ぐらいはさめるんじゃないかと。 *1:太さ 5mm の肉薄ガラス管で、サンプル溶液を底から高さ 4cm のレベルまで入れます。
ヤマモモ、なじみがないという話でしたので、写真をば。 こんなの。 すっぱいんです。傷みが早くて、流通しません。 わりとおいしくて、この酸味ならジャム化できるよな。 で、ヤマモモ科ヤマモモ属で、モモ(バラ科)とはあまり関わりがありません。 まだヤマモモはいいんです。問題はフトモモ。 グァバとか、ユーカリの仲間ですね。 写真でしかみたことありませんが、ブラシノキというのもフトモモの仲間。 フトモモ科で、やはりこれもモモとは関係ありません。 分類的には、バラ科にちょっと近いのかな。 で、いつも「オーストラリアふともも」とか、「マレーふともも」と聞くと、いろいろ想像します。 小笠原にはむにんふとももと、ひめふとももがあります。 ひめふとももですよ! そのノリなら、おおふとももとか、しろふとももとか、あってもいいよな。 ロシアふとももとか、やまとふとももとか。 そう、以前は植物種の名前はひらがな書き
ナトリウムが漏れて発火燃焼した場所に入るビデオ。 動燃はこれを「隠した」とされているそうなんですが・・・ 白いのはナトリウムじゃなく、ナトリウムが酸化燃焼してできた生成物です。 燃えると酸化ナトリウムができ、それが空気中の二酸化炭素と反応すると炭酸ナトリウムが、水分と反応すると水酸化ナトリウムができます。それです。 ほとんどは酸化ナトリウムでしょうね。 この粉、ひどくむせるんです。 見た感じ、「あー、こりゃしばらくナトリウムが燃え続けていたな。トンの単位で燃えてるんじゃない?」という個人的な印象を受けますが、特に公開するようなものでもないと思いますけど。 視界も悪いし、このときに撮影した写真は公開されているわけですからね。 動画にする意味があるとは思えないです。 別に動燃(現原研機構)を擁護しているわけじゃないですよ。
学生さんが煙草を吸おうとしたら、学生さんの煙草が折れていました。 煙草を吸わない人にはわからないかもしれませんが、煙草は折れると吸えないのです。 折れた部分から空気が入ってしまいます。 両切りの吸える人ならフィルターをむしりとって火をつけてしまうでしょうが、件の学生さんは折れた煙草の吸い方を知らなかったので、伝授しました。 意外と知らない人がいるみたいですので、ご参考までに。 (注意!)このエントリーは喫煙をすすめるものでは決してありません。喫煙は百害あって一利なしです。 0.折れた煙草というのはこのようなものです。 1.とりあえずちぎって切り離し、フィルター側のタバコの葉をすべて抜きます。糊付けしてある巻紙によって、このように、カップ状になります。 2.このカップを崩さないように、逆側の煙草の先端をこのカップに押し込みます。普段火をつけている側です。ねじるように入れるとうまくいきます。写
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