日本百名山の一つに数えられる谷川岳は、群馬県と新潟県の県境に位置し、その独特な山岳地形と周辺の優れた自然環境、また麓の水上温泉郷等の魅力により多くの登山者が訪れています。 谷川岳をめぐる登山コースは、初級者向けの一ノ倉出合周辺の散策コースから断崖絶壁を登る上級者向けのコースまでバラエティに富んでおり、老若男女が楽しめます。 しかし、岩場の多い険しい登山道のため危険個所が多く存在しており、山岳地帯特有の急激な気候変化も影響し、岩場からの滑落事故や道に迷って行方不明になる等、遭難者が後を絶ちません。 このため、群馬県では特に遭難事故の多い谷川岳危険地区への登山者に対し、安全登山に対する意識向上を図り事故発生を未然に防ぐため、1967年(昭和42年)に「群馬県谷川岳遭難防止条例」を施行し、これに合わせて谷川岳登山指導センターを設置しています。 谷川岳 谷川岳登山を計画している方へ 群馬県谷川岳遭