警視庁は8日、制服姿の女子高校生らの接客を売りにする「JKビジネス」の店舗が集中する東京・秋葉原などで、客引きをしている15~18歳の女子高校生ら20人を一斉補導した。 JKビジネスを巡っては、営業を届け出制とし、18歳未満の接客を禁じる東京都の条例が7月1日から施行される。高校生らが児童買春などの犯罪に巻き込まれるのを防ぐのが狙い。政府は4月を被害防止の強化月間と位置付けている。 少年育成課によると、補導は秋葉原、渋谷、新宿、池袋の4地区で捜査員とボランティアら約140人態勢で実施。補導したのは都内や千葉、神奈川に在住の高校生18人と無職2人。地区は秋葉原が19人で池袋が1人だった。 秋葉原では午後4時ごろに私服警官ら約80人が一斉に繁華街に出て、制服姿で客引きをしている少女らに声を掛け、年齢を確認するなどしていた。 条例はJKビジネスを男性客に添い寝やマッサージをする「リフレ」や客に同