契約更改が越年となっていた楽天・田中将大投手(35)が21日、野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える約45%減の年俸2億6000万円プラス出来高払いで単年契約。日米通算200勝まであと「3」と迫るが、あと「4」の米大リーグ・ダルビッシュ有投手(37)とは近年のコントラストが鮮明だ。 田中将は仙台市内の球団事務所で契約更改後に会見。昨季は7勝11敗で防御率4・91に終わり、期待された200勝に届かず「たくさんの方からの期待は感じている。一試合一試合、一球一球、ベストを尽くして到達できるようにしたい」。昨秋にクリーニング手術を受けた右肘の経過は順調といい、「開幕を目指しながらやっていく。しっかりと状態が戻った時にどうなるのかという楽しみはある」と話した。
