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ブックマーク / ameblo.jp/vin (44)

  • 『農薬のお話、かあちゃんのために その2 農薬って何?』

    前回は農薬批判について、正しく批判するなら良いことだし世の中の役にも立つよという話をしました。 で今回は、農薬ってそもそも何なんだ?という話をします。これが実は、農薬を正しく批判するためには最も重要なポイントなのです。 農家のおっさんに、「農薬って要するに、どういうもののことですか?」と尋ねると、普通は「田んぼとか畑とかで、農作物の害になるもんをやっつけるものや。農業での薬や。」のような答えが、少ししどろもどろになりつつ返ってくるんじゃないかと思います。 農薬って何?とは正確には農薬の定義ですが、それは農薬取締法にあります。 第1条の2 この法律において「農薬」とは、農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等」という。)を害する薗、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤(その薬剤を原料又は材料として使

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    wideangle 2014/02/05
  • 『農薬のお話、かあちゃんのために その1 はじめに』

    去る7月21日、横浜で、ネット上のお友達であるぶたやまさんhttp://butayama3.hatenablog.com/に招いていただき、横浜で農薬についてのお話をしてきました。 内容は普通の消費者向けにということで、農薬の定義みたいな基の話から残留農薬規制についてと、かなり堅い話をしたのですが、ぶたやまさんのブログに写真が上がっているように大量のべ物に囲まれて、しかも和室で座り込んでというたいへんだらっとした(良い意味)雰囲気で行われたため、全体的にはそれほど硬くならずに楽しく話ができました。 もっとも楽しくできたとはいえ、自分は決してしゃべるのが職ではなく、しかもけっこうテンパりやすく(おしゃべりがどんどん加速していき果てには猛スピードでしゃべるようになるのですぐわかる)、それなのに原稿も用意しないので、内容が上手に伝えられたのかは自分なりに疑問があります。 まあ集まった方々が

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    wideangle 2014/02/05
  • 『「奇跡のりんご」はなぜ無農薬栽培なのか』

    有名な木村秋則の「奇跡のりんご」をモチーフにした映画が公開されたそうで、それに関係するお話を最近よく見ます。 ところで木村農法はよく無農薬無肥料と言われていますが、なぜそれが可能なのかというと、それは彼が農薬等のことを全く知らないからであり、事実として奇跡のりんごは無農薬栽培でも無肥料栽培でもありません。 というのは人が著書や講演などでも言っている通り、普通に言われる農薬は使っていなくても酢やワサビを使っているらしいので農取法の定義上無農薬ではなく、肥料については菌根菌との共生が肝らしいですが必要に応じて緑肥も使っているらしいので無肥料でもないからです。 緑肥を使っているのに無肥料というのは正直言って全く意味がわかりませんが、無農薬の方に関してはよくある勘違いではあります。農家でも、登録農薬のみを指して農薬であると思っている人は多いです。ただしそういう認識の人が「無農薬栽培」を行うのはい

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    wideangle 2013/06/10
    "木村農法は、正しく表現すると無登録農薬・無化学肥料栽培", "農薬取締法違反の影はついてまわり[…]無化学肥料栽培はいまどき珍しくもなんともありません。"
  • 『異常で無意味な食品規制』

    地元の石川県で、近々にモンサント陰謀論の映画の上映会があるそうです。 全く個人的には、モンサントや遺伝子組み換え農産物が馬鹿げた形で批判されようと特に不利益はありません。ラウンドアップが使えなくなることはありえないし、GM作物はもともと商業栽培出来ないし、品を買うときに加工品も含めて「遺伝子組み換え不分別」など気にしたこともないので。逆に陰謀論を叩いたところで利益があるわけでもありません。 ただそれでもこういう風説が気にわないのは大きく二つ理由があって、一つにはデタラメで他者を叩き、そのカウンターの位置に立ってお金儲けをする遣り口が気にわない(農薬を叩いて有機栽培野菜を売る業者やハイブリッド種の野菜のデタラメを流して固定種?の種を売る業者なども同様)のと、もう一つにはそういう人の意見を汲み取るマスコミや一部政治家のおかげで品規制が異常な状態になっていると思えるからです。 私は、例え

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    wideangle 2013/05/20
    "デタラメで他者を叩き、そのカウンターの位置に立ってお金儲けをする遣り口が気に食わない(農薬を叩いて有機栽培野菜を売る業者やハイブリッド種の野菜のデタラメを流して固定種?の種を売る業者なども同様)"
  • 『ネオニコ系農薬と、ミツバチ問題と反対運動』

    私は、農薬に関する記事を読む際に最も重要なのは、その農薬が「どの農薬」なのか把握することだと思っています。 新聞記事やテレビニュースにはありがちですが、「農薬」や「○○系農薬」とだけ書いて、個別には一体どの農薬のことなのかさっぱりわからないものがよくあります。 そういう記事の問題は、問題の前提の把握が非常に難しくなることにあり、そのため対処が余計に難しくなることにもあります。単純に言えば、問題の種類が「農薬のせい」なのか「その農薬のせい」なのかがわからないためです。この違いは特に農薬反対運動をするならば極めて重要なはずですが、不思議なことに自分が知る限りほとんどの反農薬活動家はこの違いを無視してすべての農薬を忌み嫌い、結果として運動が実を結ぶことはほとんどありません。 それを踏まえて、読んでみたい話があります。今朝の地元紙にネオニコチノイド系農薬がミツバチの帰巣能に影響を与えていることを

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    wideangle 2013/04/06
  • 『とんちんかんな木酢液』

    木酢液とは、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のこと(wikipedia)です。炭焼きを行うと副生成物として得られるものですが、世の中にはこれを農業に応用している人がいます。用途は殺虫剤などとしてですが、林業が今よりも盛んで炭焼きをしていた人がもっと多かった時代なら知らず、現在でも木酢液をわざわざ購入して使用する人がいるのは、どうにも違和感を禁じえません。 農薬取締法としてはどうなのという観点からは、現在は登録農薬としての木酢液は存在しないので、普通に考えれば殺虫剤として使用することはできません。ただし以前にも紹介したことがありますが、木酢液は特定防除資材として検討中で、そのために経過措置として自己責任で農薬的な使用を行うことは認められています。ただし農薬としての目的で販売したり、他人に勧めることは禁止されています。 木酢液の特定防除資材登録への働きかけは関係団体によって行われており、

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    wideangle 2013/03/15
    このテの「農薬でさえなければ」案件いろんなのがあってやばい気がする。
  • 『私は農業の6次産業化が嫌いです。』

    最初にタイトルを補足しておきますが私は農業の6次産業化的なことを、意欲のある個々の農家や農業法人が取り組むのは別に嫌いでもなんでもありません。国の政策としてこういうのを進めるのは理解しがたいと思うだけです。 先日も紹介した松永和紀さんのコラムに農業の6次産業化について取り上げたものが載りました。 無責任な「6次産業化」が、心配 http://www.foocom.net/column/editor/8622/ 6次産業化への懸念に、多くの反響をいただきました http://www.foocom.net/column/editor/8663/ 大雑把に言うと、昨今の品加工にまつわる様々な規制について認識が甘い農家が心配だというような記事です。 農産物を加工するのだったら、必ず知っておかなければいけない話だと思うが、これも厚労省マター。生産者や民間直売所だけでなく、普及指導員、JA職員の方々

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    wideangle 2013/02/25
  • 『消費者庁、原発事故の食品購入への影響を調査へ』

    別に美味しんぼの影響とかは無いのでしょうが、森消費者担当大臣が原発事故に伴う風評被害について対策をまとめると発表しました。 原発事故の品購入への影響を調査へ NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130208/t10015386481000.html 原発事故が品の購入にどう影響しているのか、森消費者担当大臣は、インターネットを通じた消費者の意識調査を行い、その結果を踏まえて、風評被害を防ぐ具体的な対策をまとめる考えを示しました。 これは、8日の閣議のあとの記者会見で、森大臣が明らかにしました。 品の風評被害について、消費者庁は先月、「品と放射能に関する消費者理解増進チーム」を設置し、被害の解消に向けた対策を検討しています。 森大臣は、原発事故による品への影響について、「消費者の意見や考えを吸い上げるためのインターネット調査を実施する

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    wideangle 2013/02/09
    "現在連載中の美味しんぼはまさにそれをそのとおり行っています。使い古された、反証済みのデマが知らん顔して繰り返されるのです。"
  • 『「農家は自家消費用の野菜に農薬を使わない」のうそと本当とそのほか』

    どらねこさんのブログを読んでて思った話です。 専門家は危険なモノを知っている? http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130124/1359006655 農業の専門家たる農家のおっさんが「農家はよそに売るための野菜には農薬を使うけど、自分ちでべるための野菜には農薬は使わないんだよ」とまことしやかに語るのは、おもに美味しんぼ界隈で見られるお話ですが、一般的に言ってそれは嘘です。 どらねこさんのブログでもその理由はいくつも示されていますが、さらに付け加えれば専業農家が生産する作物においては「自家消費用の農産物」をわざわざ作ることが少ないからです。野菜も米も、出荷できない規格外品が余る程あり、自家用どころか親戚や友達に分けることもできるほどです。 ただ例えば米農家が倉庫の離れでちょっとだけジャガイモを作って自家消費するとかそういうことはありますが、そういうのは出荷され

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    wideangle 2013/02/05
    確かに畑の片隅にひと柵くらい植える程度のものは農薬使ってる覚えないけどそれはどうせ家でしか食わないからめんどくさいし適当にやってるというだけだな。出荷するのの余りとかの自家消費は同じもの。
  • 『美味しんぼで福島県を扱った新シリーズが開始!らしいが・・・』

    先日、FOOCOM.NETの松永和紀さんの記事を読みました。 米の放射性セシウム数値が示す農家の努力、科学者の献身 12年産の米は同年12月末までに1003万袋が検査され、100Bq/kgという基準値を超過したのは71袋、0.0007%。25Bq/kg未満は、1001万袋、99.8%である。 現地調査なども行われ、比較的高い濃度の放射性セシウムが検出される事例は、多くの原因が重なり複合的に作用した結果である、というのがこの資料の結論である。一つ一つの要因に対策を講じることで、低減を進めることができる。 2011年産の玄米の検査や土壌検査、実験などを基に仮説が立てられ対策が検討され、12年には現場でも取り組みが行われ、全量全袋検査で確認され、同時並行で緻密に設計された実験が行われて、こうした要因が明確になってきた。 県内の作付け制限対象であったり、自粛されている区域での試験栽培も行われており

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    wideangle 2013/02/05
    "私の懸念は、福島県の農産物について「無農薬など環境に配慮した農家の作物なら安全で、安心して食べることができる」というような話で済まされてはしまわないかということです"
  • 『「安全や安心についてなにか取り組まれていますか?」』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 とある小学校から依頼を受けて、小学生向けに農業で何か喋ることになりました。 まあそういうことは初めてではないし、仕事が一段落したところだったので多少余裕もあり、先方の先生と少々打ち合わせをしていたのですが、そこで「安全で安心な農産物をつくることについてなにか取り組まれていることはありますか?」と質問されました。 そういう話はブログやtwitterでさんざんしてきたことで、いくらでも話せるわけですけど、まさか小学生相手に農薬取締法から話していたらいくら時間があっても足りないし、まあ当たり障りないところに落ち着けておくかとも思うのですが、ただ正確で簡潔なところを正直に話すと「特にそういう取り組みはありません」となってしまいます。 農産物など、

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    wideangle 2012/08/20
  • 大雨だから田んぼの様子を見に行く件 | 農家こうめのワイン

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 台風や大雨が来るたびに、けっこうな確率で「田んぼや用水路の様子を見に行って怪我する・亡くなる」方の報道があります。 1人の稲作専業農家として、そういう災害時に田んぼの様子を見に行くの気持ちは全く理解できないのですが、「なぜ農家が田んぼの様子を見に行くのか」というまとめがあり、それを読んで「農業って大変だなあ」と感想を持つ人もいるみたいで、驚きです。 農家が「ちょっと田んぼ見に行ってくる」理由 -NAVERまとめ http://matome.naver.jp/odai/2134207976414114901 ここに書いてあることは、例えば水量調節が大事など正しいといえば正しいのですが、大きく2点で「甘い」です。 まず第一に、突然予想だにしな

    大雨だから田んぼの様子を見に行く件 | 農家こうめのワイン
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    wideangle 2012/07/17
    "「用水路の氾濫を防ぐ為なら自ら危険に飛び込むことも惜しまない」じゃなくて、惜しめよと思うし、前日に対処できる範囲のことで事足りたりもするわけです。" まーそうだよね。
  • 『福島県産農産物の、ネガティブキャンペーンの行き先』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 このブログでは、何度か米の検査について紹介していますが(お米の検査 、お米の検査その2 、米の標準抽出方法について など)、そういえばそもそもなぜ検査をするかは書いてなかったような気がします。 なぜ検査をするかと言うと直接には、検査を受けないとその農産物について産地や品種、生産者、年産などの情報を表示してはいけないからです。全ての農産物が検査を受けなければならないと言う義務はありませんが、受けなければ「石川県で私がつくった、平成23年産米」が、単なる国産米として、どこで誰がいつ作ったかもわからないものとして出荷しなくてはならなくなるのです。 スーパーなどの小売の現場では生産者の顔写真がついた商品もあったり、そういった商品情報を表示するのは

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    wideangle 2012/06/03
  • 『一空袋の件から見る専門家の常識と非常識』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 古い話ですが、福島のホームセンターで他県産の使用済み米袋が売られてる!これは産地擬装用だ!という話題がtwitterに上ったことがありました。 産地偽装のために、福島県で他県産の米袋が売られている? - Togetter http://togetter.com/li/184915 元ネタは週刊ダイヤモンドの記事で、福島のホームセンターでそういったものが販売されているという記事と写真が載ったそうです。そこでは「もしこれが産地偽装に使われたら大変だ」というようなことは書かれていたそうですが、産地偽装だ!と大声で告発するようなニュアンスではなかったようです。 一空袋(いちあきぶくろ)という名称や、以前から雑袋として安価で販売されていた、というこ

    『一空袋の件から見る専門家の常識と非常識』
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    wideangle 2012/02/09
  • 『コメ全袋検査の問題』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 福島県が年産から、米の放射性物質について全袋で検査を行う方針だと発表しました。 福島県がコメ全袋検査へ 12年収穫から http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E2E7E2E3E38DE2E7E2E3E0E2E3E09180E2E2E2E2 福島県産の米から放射性物質が見つかっていることはいますが、県内でも安全な所とそうでない所があり、全てにおいて厳格に検査をするのはおかしいです。twitterで勝川さんが仰っていましたが、安全な場所は抜き取り検査、危険な場所では作らない、グレーゾーンでは細かい調査、という風にしないと検査のリソースがいくらあっても足りません

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    wideangle 2012/01/14
  • 『キサマがいる場所は我々が20年前に通過した場所だッ!』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 「農業経済に詳しい専門家」などがよく言うことですが、 米価を下げて零細農家を潰し、そのぶん農地を大規模専業農家に集めれば農家の収入は増え消費者も安い米がべられ八方丸く収まる てな話があり、納得している方もそれなりにおられるようです。理屈の上ではそう間違っているようには見えないのですが、私に言わせれば、これはすでに実行されて、しかも完了しています。 実は米の生産者手取り価格ですが、20年前は現在の1.5倍近くあったというのは皆さんご存知でしょうか?しかも、これは額面の上だけでの話であり、物価や通貨価値のほうも考慮すれば実態の収入はもっと多かったと言えます。 では20年前の農家は、現在の1.5倍以上の収入でわが世の春を謳歌していたのでしょう

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    wideangle 2011/12/17
  • 『農家だって好き好んで農薬なんか使いたくない』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 消費者は一般的に、農産物に農薬が使われることを嫌がります。そして農薬を使いたくないのは実は農家も同じですが、理由はまったく違います。 農家側の理由としては、農薬というのは実は高いし、使うのも面倒くさいものなのです。もし使わないで済むのなら、使いません。 消費者の中で、農薬を使うメリットを正確に理解している人というのはどれくらいいるのでしょうか。なんとなく農薬というのは、農家の「手抜き用資材」みたいに扱われているような気がしてなりません。農家が楽をするためのもの、というのは一面では正しいのですが、手抜きとまでいかれると心外です。 というか、「農薬を使わなくても、手間暇かければ何とかできるだろう」ってのが有機農法信奉者の理屈だと思うのですが、

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    wideangle 2011/12/16
  • 『農薬批判へのまとめ』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 農薬を批判する報道や文章はあちこちで見受けられます。先日もいくつかのテレビ番組で、有機リン系農薬の被害とかホタルの復活がどうとか化学物質過敏症の件だとか、放送があって結構反響もあったようです。 が、それらは全て、正確な情報を伝えると言う点で非常に拙いものだったと言わざるを得ない内容でした。もちろんそれはテレビ番組だけではなく、「美味しんぼ」にしても雑誌にしても評論にしても、納得できる農薬批判に出会うことは滅多にありません。それは論の内容がどうこうという問題ではなく、そもそも農薬そのものや成り立ち、法規制などについて何も知らないとしか思えないものばかりなのです。サッカーを一切見たことが無い、ルールも全く知らないと思えるような評論家がスコアだ

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    wideangle 2011/12/16
  • 『東京新聞 「有機農業推進法が成立 農薬減らし安全な食」』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 12月中旬からアルバイトやっていて、結構忙しいです。その間、胸くそ悪く終わった某ドラマ(相変わらず重要なことには何一つ触れずに美談として終了した)や、ボクシングの某タイトルマッチ(判定自体は確かに疑惑の余地は無いが、試合内容は明らかに八百長だろう)などいろいろネタはあったのですがさすがにもう古いですね(^^; さてネットを見てたらこんな記事が。 有機農業推進法が成立 農薬減らし安全な http://www.tokyo-np.co.jp/00/kur/20061225/ftu_____kur_____001.shtml この記事を読んでも、法律の中身がどういうものかさっぱり分からないところがご愛嬌ですが、それにしてもこの記者が抱えているひ

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    wideangle 2011/12/16
  • 『マンガ「コンシェルジュ」と農薬』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 いしぜき ひでゆき, 藤栄 道彦 コンシェルジュ (1) BUNCH COMICS コンシェルジュ(正確な発音は「コンシエルジュ」の方が近いらしい)とは、最近割りと話題になっている存在ですが、高級ホテル内でお客様に対し様々なサービスを行う人(というか、部署というか)のことです。様々とは当に「様々」で、レストランのガイドから道案内、人・物探し、眼鏡の修理などほとんどなんでも屋の境地です。リクエストに対してすべてイエスと答えることをモットーとしているため、「究極のサービス業」とも呼ばれます。 このマンガはそんなコンシェルジュを扱った作品で、「コミックバンチ」で不定期連載されています。単行は現在8巻まで。何年前だか忘れましたが、あの中田英寿

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    wideangle 2011/12/16