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ブックマーク / hazuma.hatenablog.com (45)

  • 福島第一原発観光地化計画展に寄せて - hazumaのブログ

    こちらでは超ご無沙汰の東浩紀です。横のプロフ写真の娘も妙に小さいですしね……。 さて、今日は、福島第一原発観光地化計画展全体および第2会場の構成について記した文章を貼り付けておきます。思えば、カオス*ラウンジと梅沢和木について、ぼくがなぜ彼らを評価するのかまじめに文章を書いたのは、これが最初ではないかと。 展覧会は12月28日まで開催しています。チケット情報などはこちら(チケット販売数が妙に少ないのは再販売したからですw) → http://peatix.com/event/25973 会期終了まで時間もありませんが、かなり気合いの入った展示です。この文章を読み興味をもったら、ぜひご来場ください。 ■ 展覧会全体について 震災後、文学者になにができるか。「福島第一原発観光地化計画」はその結論のひとつである。事故後25年の2036年を目途に、福島第一原発事故跡地に観光客を動員しようという計画

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    wideangle
    wideangle 2013/12/26
  • コミケ出店 - hazumaのブログ

    直前の告知になりましたが、明日コミケに出店します! ブースは 西地区 れー24b「波状言論」。なんと壁です! 新刊は例によって宇野くんとの合同『Final Critical Ride』の第2号。 目次は以下のとおり。 ーー 【グラビア&インタビュー】松田賢二 【対談】東浩紀×宇野常寛「聖地巡礼2――平成仮面ライダー補完計画 MISSING ACE」(随行記:浅子佳英) 〔特集〕エヴァ/ヱヴァ2009 【対談】東浩紀×山寛 【鼎談】東浩紀×伊藤剛×竹熊健太郎 【対談】宇野常寛×荻上チキ 【論考】稲葉振一郎 【論考】坂上秋成 【特別寄稿】入江哲朗 【付録CD】決断主義トークラジオAlive4 東浩紀×宇野常寛×濱野智史×李明喜×浅子佳英etc A5版:64頁/1,000円 ーー ほか、思想地図第2期出版のため宇野くんや濱野くんと一緒に新春設立する、「合同会社コンテクチュアズ」の記念Tシャツ

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  • Twitter ハッキングされた? - hazumaのブログ

    午後3時まえから数分間、ツイッターのトップページが下記のように表示されていました。 昨日からどうも調子がおかしかったのは、サイバー攻撃を受けていたのか……。

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  • 濱野くんの論文 - hazumaのブログ

    最近、リアルな仕事で忙しくほとんどネットを見なくなってしまったもので、ブログの更新が滞りすみません。 そんな状況なのですが、濱野くんが最近「10+1」に寄せた論文、すぐれていたので紹介しておきます。 http://tenplusone.inax.co.jp/monthly/2009/09/post.php これ、じつは早くも、『思想地図』次号に掲載される某氏の投稿論文への反論になっているのですよね。このあいだの飲み会の会話がこんなに早くフィードバックされるとは!(笑) まあ、その文脈は『思想地図』発売のあとのお楽しみということで。 >某氏 投稿論文、よかったらこれをどこかの註釈で触れてみてください。 ■ ところで『思想地図』も含めた昨今の動き、どうも朝日新聞では「プチ思想ブーム」とか呼ばれて揶揄されているようです*1。 しかし、ネットやサブカルの話題を扱っているだけで「プチ」と括ってしまう

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  • 批判に答えて - hazumaのブログ

    友人に教えてもらって下記のインタビューを見ました。なるほど、例の「プチ思想」記事はこの延長線上だったのですね。 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200909170300.html 別にここでぼくや『思想地図』が批判されているわけでもないので、反応するのもなんかブログ読者を喜ばすだけのような気がします。しかし、ここで言われていることと、最近ストレスを溜めていたあるできごとがあまりにフィットしたので、これを機会にひとつ一般的な反論を。 ■ 最近『思想地図』やぼくの仕事に対していろいろ風当たりが強いのですが、そのひとつのテンプレとして、「あの連中は社会学的な状況分析ばかりで、強度をもった作品論、作家論がない」というのがあります。 そしてこの批判に対するぼくの答えはきわめてシンプル。 ならばあなたがやればいい。 ■ たとえば佐々木さんは上記

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  • クォンタム・ファミリーズ&思想地図vol.4 - hazumaのブログ

    こんばんは。なんとか生きている東浩紀です。 最近ほとんどこちらで告知していませんが、もろもろ仕事はしています。 ■ まずは『新潮』で1年間連載していた長編小説ですが、『クォンタム・ファミリーズ』と改題し12月に新潮社から刊行予定です。ほぼ全面的に加筆修正しています。というよりほとんど別の小説と考えたほうがいいくらいです。分量も増えています。600枚ぐらいかな。お楽しみに。 ■ 他方で『思想地図』vol.4ですが、こちらは11月刊行予定です。特集は「想像力」。ぼくは計6つのインタビューと座談会に出席しています*1。こちらも修正だけで死にそうです。単行を1冊作っているのと変わりません。ご期待ください。 思想地図サイトも更新されています。 http://www.nhk-book.co.jp/books/nhk_books/shisou/info08.html ■ あと『週刊朝日』の連載(毎週)

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  • ウィニー逆転無罪 - hazumaのブログ

    http://www.asahi.com/national/update/1008/OSK200910080026.html ウィニーの作者、金子勇氏に逆転無罪の判決が出ました。よいことです。 金子氏とはむかしGLOCOMのシンポジウムでご一緒したことがありました*1。とても知的な方という印象があります。 このこと、週刊朝日の次次号にでも書きますね。 ブログのネタはすべて週刊朝日に吸い取られています……*2。 *1:ちなみにそのGLOCOMの『智場』という機関誌、おそろしく小部数でしたが、リニューアル後最初の2号はぼくが編集長を務めていて、こっそりといまの思想地図に繋がる仕事をしたりしていました。梅田望夫と金子勇を目次上に並べて喜んだりしていたのですが、あまりにマイナーでまったく注目されず。雌伏の時代でした。しかしGLOCOM時代の仕事は、isedも含めて、じつはいまのぼくの活動の重要な基

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  • 夏バテ……&コミケ&思想地図 - hazumaのブログ

    コミケ終了後、猛烈な虚脱感に襲われ続けていて、なにもかもやる気がわきません。いわゆる夏バテというやつです。 ぼくも年ですね。 ■ さて、そのため報告が遅れましたが、コミケでの「Final Critical Ride」、無事販売終わりました。お買い上げありがとうございます! また執筆者のみなさん、当日の売り子のみなさんもありがとうございました! 当日は1日で1200部販売することができました*1。まあ、文フリゼロアカ組が軒並み500部売っていたのだから、ぼくたちもこれくらい売らないと格好がつかなかったわけですが(笑)、それでも評論としてはなかなかない部数かと思います。 残部が300部ほどありますので、PLANETSのネットワークをお借りして書店売りと通販をしてもらう予定です。今回は、宇野くんには世話になりっぱなしです。ほんと、彼には感謝しないといけません。 ■ あと、その「Final Cr

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  • Final Critical Ride表紙&目次 - hazumaのブログ

    東浩紀と宇野常寛が組んだということで微妙に巷を賑わせているらしい新刊同人誌「Final Critical Ride」ですが*1、ようやくすべての作業が終わり、あとは当日の販売を待つだけとなりました。 そのうちサンプルページも公開しようと思いますが、絶対に1000円はお得のガチの同人誌です。ぜひお買い求めください。 なお、論壇プロレスが好きなひとのためにこっそりお伝えしますと、ぼくは下記の対談のなかで、「仮面ライダー龍騎は普通に見れば真司がバトルロワイヤルを止めた物語であり、どう解釈しても決断主義の作品じゃないだろう」というある意味でクリティカルな批判を宇野常寛に対して行っていますw。ぼくたちはただ聖地巡礼を行っていたわけではないのです。 ■ 波状言論+PLANETS 2009 SUMMER SPECIAL Final Critical Ride 責任編集/東浩紀+宇野常寛 コミックマーケッ

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  • hirokiazuma.com廃止 - hazumaのブログ

    ぼくがはじめてウェブサイトを作ったのは2000年の春です。それ以来、9年以上にわたってhirokiazuma.comというドメイン名を維持してきたのですが、このたび契約が終了するのを機に手放すことにしました。 理由は簡単で、いまや「公式サイト」の時代ではなくなったな、と感じるからです。 かつてぼくは、ウェブは情報のストックの場としてあるべきだと考えていました(いまでも理想としてはそうあるべきだと信じているのですが)。だから公式サイトを開設し、公開原稿を地味にでも充実させていくことが大事だと考えていたのですが、実際には日のウェブはフローの場として成長しました。そして、フットワークの軽い情報発信については、ここのように既存のブログサービスを活用したほうが効率がいい。原稿を公開するにしても、Googleそのほか、いくらでも便利なサービスがある。どうせ、検索エンジンが発達したおかげで、だれでも「

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  • ファイナル・クリティカル・ライド続報 - hazumaのブログ

    数日前の動画で読者の度肝を抜いたはずの表題の同人誌。早くも「東終わったな」的感想も聞こえてきますが(笑)、じつは内容はかなりガチです。 ■ まずは表紙は、仮面ライダーディケイドのヒロイン役、森カンナのグラビア写真。いわゆる宇野常寛力でゲットしてきました。インタビューもあります。 メインコンテンツは、ぼくと宇野くんの聖地巡礼対談。平成仮面ライダーの変遷に託して、家族の問題やらキャラクターの問題やら批評の問題やらを延々と語っています。取り上げた作品は「アギト」「龍騎」「ファイズ」「電王」「キバ」「ディケイド」。動画ではあんなことを言っていますが、たぶん仮面ライダーを見ていなくても十分に読める内容になっているはずです。たぶん。 長さは――どれくらいなのか、見当もつきません。5,6時間は余裕で収録していたことは確かです。 ■ それに続くのは、今度は、ぼくと宇野さんと前田塁さんと荻上チキさん、4人に

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  • ファイナル・クリティカル・ライド爆現w - hazumaのブログ

    東浩紀、宇野常寛、濱野智史、藤村龍至、前田塁、鈴木謙介、荻上チキ、浅子佳英、(黒瀬陽平)。夏コミはぼくたちは気です。 ちなみに表紙はなつみかん(森カンナ)。 詳細は続報を待て!

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  • 批判について - hazumaのブログ

    限界小説研究会編『社会は存在しない』をご恵投いただきました。ありがとうございます。 社会は存在しない 作者: 限界小説研究会編,笠井潔,小森健太朗,飯田一史,岡和田晃,小林宏彰,佐藤心,蔓葉信博,長谷川壌,藤田直哉出版社/メーカー: (株)南雲堂発売日: 2009/07/03メディア: 単行購入: 18人 クリック: 363回この商品を含むブログ (44件) を見る内容についてはいまのところ、刺激を受けた論文もあればそうでもない論文もある、というあたりまえの感想しか書けませんが、とにもかくにも、「セカイ系」という言葉に象徴されるゼロ年代の文学の一流派について議論がもりあがるのは好ましいことです。東浩紀は限界小説研究会を応援しています。 ■ ――というのが公式見解なのですが、ただひとつ、ある執筆者のあまりに論争的なスタイルには首を傾げました。 そのひとの論文は http://d.haten

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  • 防犯カメラネタ - hazumaのブログ

    ときどき思い出したように投稿するセキュリティネタですが。 http://sankei.jp.msn.com/science/science/090714/scn0907140912001-n1.htm なるほど! この技術はなにかの解決になりそうだと思いました。

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  • なんじゃ、そりゃ…… - hazumaのブログ

    ひさしぶりに気で不愉快なことがあったので詳細を伏せて書きます。 ある出版社より、ある話題について新シリーズを立ち上げるので打ち合わせをしたい、とメールが来ました。いやな予感がしたのでスルーしていたのですが、何度も手紙をいただくので打ち合わせ内容を問い合わせました。 すると回答が、「思想地図を編集している東さんにぜひシリーズの新しい書き手の推薦をお願いしたい」とのもの。この時点でもすでに、おいおい、書き手を捜すのが編集者の仕事だろう、と半ば呆れていたのですが、添付された企画書を見て驚愕。 当該の新シリーズにはちゃんと別に「アドバイザー」がいて、そこにはぼくは入っておらず、5人近い大学の先生がずらりと並んでいるのです。 おいおい、この出版社は、アドバイザーにはエラい先生を並べておいて、おれにはコーヒー一杯で書き手を推薦させて終わりなのかよ?と怒りを通り越して悲しくなりました。 ■ とまあこん

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  • 早稲田文学新人賞速報 - hazumaのブログ

    昨日、早稲田文学新人賞の選考会を行ってきました。選考会、といってもこの賞、選考委員はぼくひとりなので、要は市川真人編集チーフとふたりで話しあったわけです。 最終候補作は以下に発表されているとおり、14作品です。このなかから新人賞を選ぶことになっていました。 http://www.bungaku.net/wasebun/info/shou.html しかし、長時間の討議の結果、この段階では新人賞をひとつに絞り込むことはできないという結論になりました。 そこで、ふたたび上記サイトの予選通過作31作品すべて、さらにはその選にすら落ちた200作品あまりのすべての投稿作を段ボールから引きずり出して、再検討に入りました。選考会は6時間近くにおよびました。そしてその結果、上記14作品のうちから3作品、そして予選通過できなかった作品から1作品を復活させて、その4作品を最終候補として、作者4人に連絡を取り、

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  • ヱヴァンゲリヲン劇場版:破 - hazumaのブログ

    東浩紀です。一週間ほど休暇を取り、日とネットから離れていました。ブログのほう、ご無沙汰してすみません。 さて、帰国後すぐに「ヱヴァンゲリヲン劇場版:破」を観てきました。この作品についてはおそらくあちこちで語ることになると思うので、短い感想だけ。 結論から言えば、ぼくの予想よりもはるかによかったです。まずは新しい使徒のデザインがすばらしい。このために劇場に足を運んでも後悔しません。批評家的には、たとえば新キャラ眼鏡っ子に注目でしょうか。彼女はゼロ年代的というか決断主義的というか、要は西尾維新キャラとして導入されており、90年代ひきこもり組(シンジ&レイ)と対照的な存在です。そこに、2009年にこの作品を問うことの意味は十分含まれていると言えなくもない。 ほか鑑賞中も、批評的な物語*1がいくつも思いつきました。おそらくぼくは、批評家としては、この作品を評価するべきでしょう。少なくとも「序」よ

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  • マイケル・ジャクソン急死 - hazumaのブログ

    普段は芸能ニュースにまったく関心がないぼくですが、この知らせには驚きました。ある種の動揺を感じます。 このニュースを聞いてふと思い出したのですが、いまから15年以上まえ、まだ30代半ばだった浅田彰さんと出会った直後、彼とマイケル・ジャクソンの話をしたことがありました。そのとき浅田さんが「彼はぼくとほぼ同じ年なんだよね、なんか彼の生き方はよくわかるわ」と言ったことがあって、それは妙に耳に残っています。 浅田さんはもう忘れていらっしゃると思いますが、マイケル・ジャクソン追悼記事を組むであろう編集者の方々は、彼に話を伺ってみるとおもしろいのかもしれません。 いずれにせよ、ひとつの時代を代表した人物でした。 (追記) NYTimesの追悼記事を読んでいたら、「For his legions of fans, he was the Peter Pan of pop music: the little

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  • 夏コミ - hazumaのブログ

    夏コミ、受かりました。 さて、波状言論、今回はついに新刊があります。某サークルと共同です。 画像がデータで送られてきて、うちの娘は「なつみかん」と言って喜んでました。それがなんだというのか。続報をご期待ください。

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  • 篠山紀信さんに写真を撮られました - hazumaのブログ

    1週間ほど、ブログの更新をさぼっていました。すみません。 標題のとおり、昨日篠山紀信氏の写真撮影を受けました。あの篠山紀信さんです! 次号の「早稲田文学」、「父と子と文学」だかなんだかが特集らしく、その表紙とグラビア用にぼくと娘の汐音の二人が撮影されました。書斎で仕事をするぼくの膝元にまとわりつく娘とか、近所の公園で遊ぶふたりとか、さまざまな構図を撮影されました。撮影は2時間弱行われたのですが、カメラを構えたと思ったらもう撮影が終わりモニタを覗くと確かに篠山さん的な写真になっていて、その仕事の速さには目を見張りました。あれはすごかった。 下が、その撮影後の記念写真。 左端はのほしおさなえ、右端は「早稲田文学」編集チーフの市川真人(前田塁)さんです。 なお、うちの娘は市川さんのことは大好きで、前日から市川氏訪問を心待ちにしており、うちにはが作成した「市川くん人形」まで存在します。 「早稲

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