前回↓の続きです。 cenecio.hatenablog.com マミーさんご紹介の本のなかに、新美南吉の『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』などが紹介されていました。懐かしいですね。 今では小学国語教科書で皆に知られている新美(1913- 1943年)の幼年童話です。29歳という若さで結核のため亡くなってしまい、したがって作品も50編とさほど多くはないのですが、「子どもにはこどもの非常に厳粛な生活がある」と言い、童話のなかに自身の哲学を存分に込めています。 http://www.nankichi.gr.jp/Nankichi/syogai.html でんでんむしの かなしみ きつねの話3作はどれも好きですが、『でんでんむしのかなしみ』は今でも何度も思い出しては考えをめぐらす作品です。 このお話を教えてくださったのは美智子さまです。おそらく皆さんの中にも美智子さまがおこなった講演を通して知っ
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