10日午前1時20分ごろ、横浜市南区南太田4丁目の道路で、水道管が破裂し、歩道付近から水が噴き上げた。周辺の道路が約500メートルにわたって冠水した。噴出した水の勢いで地面に穴が開き、ゆうちょ銀行の現金自動出入機(ATM)が傾くなどの被害が出た。 市水道局によると、水道管は直径約40センチ。水は現場近くの本管のバルブを締めるまで約2時間半流れ続け、商店など13軒の建物が床下浸水した。噴出した付近は、3メートル×5メートルほどの大きな穴が開いた。本管から枝分かれした配水管の接続部分が外れたのが原因。 南署によると、一時、付近の道路は川のような状態になり、深いところで約40センチに達したという。現場は京急井土ケ谷駅の近く。終電後の時間だったため、大きな混乱はなかった。