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ブックマーク / nazology.net (16)

  • 社会不安レベルが高い人ほど「極端な推し活」に陥りやすい - ナゾロジー

    最近は「推し活」という言葉をよく見かけるようになりましたが、特定の人物に極端に執着したり投資する行為は、心理学的には有名人崇拝(celebrity worship)という症状に分類されます。 誰も推しがいないという人からすると、この「推し活」にハマっている人たちは非常に奇妙に見えるかもしれませんが、どういう人が有名人崇拝に陥りやすいのでしょうか? 中国・陝西師範大学(せんせいしはんだいがく:SNH)の新たな研究は、社会不安レベルが高い人ほど、芸能人やインフルエンサーを過剰に崇拝する傾向が強くなることを報告しています。 また社会不安と有名人崇拝を仲介する要因として、スマホ依存症の存在が確認されたようです。 どうして社会不安があると、有名人を崇拝しやすくなるのでしょうか? 研究の詳細は2023年10月31日付で科学雑誌『BMC Psychology』に掲載されています。 Social anxi

    社会不安レベルが高い人ほど「極端な推し活」に陥りやすい - ナゾロジー
  • 現代の風俗とは違う?江戸時代の日本と中国の明にあった「遊郭」とは? - ナゾロジー

    ボトムアップで遊郭が作られた日、トップダウンで遊郭が作られた中国吉原の遊女、このように遊女たちは格子窓の部屋に並んで三味線を弾いていた / credit:wikipediaそれでは遊郭は日中国でどのように発展していったのでしょうか? 江戸時代を代表する遊郭の吉原が誕生したのは、1605年です。 それ以前の江戸の町にも遊女屋はあり、市中に遊女屋は点在していました。 というのも江戸は1590年に家康が関東支配の拠地に定めて以降、家康の指示によって急速に開発が進められていった都市です。 江戸時代初期の時点ではまだ開発が終わっておらず、それゆえ関東中から開発に従事する人を集めていました。 また関ヶ原の戦いによって没落した大名も多く、そうした大名に仕えていた武士たちの多くは仕事を失い浪人になりました。 こういった浪人たちの中には仕事を求めて江戸に向かうものも少なくなく、そのようなこともあって

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  • 史上最強の剣士はだれ?世界の歴史に名を残す「伝説の剣豪7人」 - ナゾロジー

    その1:若き天才剣士「源義経」「侍(サムライ)」の言葉が世界に浸透しているように、日には剣の達人がたくさん存在しました。 中でも有名な剣士の一人は、源義経です。 義経は1159年に、平安末期の武将・源義朝と絶世の美女といわれた母・常盤御前(ときわごぜん)の間に生まれました。 父・義朝は1160年の平治の乱で敵対する平氏によって殺されています。 義経もこのときに殺されるはずでしたが、敵将の平清盛が美しき常盤御前に一目惚れ。 彼女を愛人にする代わりに、幼い義経(当時の幼名は牛若丸)は命を救われました。 しかし義経が7歳のとき、将来武士になって平氏に反旗を翻さないよう、京都の鞍馬寺に出家させられます。 義経は寺で学問に打ち込み、孫子の兵法などを貪るように読んだという。 中尊寺(岩手県)所蔵の義経像 / Credit: ja.wikipediaところが15歳のときに自らの出自を知り、平家を倒すた

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  • 古代ローマ人「世も末だ」現代人「世も末だ」←この理由をハーバード大が解明 - ナゾロジー

    「世も末じゃな」という言葉に隠された秘密が解き明かされます。 米国のハーバード大学(HU)とコロンビア大学(CU)で行われた研究により、「世も末じゃな」という言葉に代表される道徳的荒廃は錯覚に過ぎないことが示されました。 2000年前の歴史家から現代の政治家まで、人々は「道徳が日に日に低下していく」という感想を持ちます。 実際アンケートをとっても、圧倒的多数の人々は時代が進むほど道徳的荒廃が起きていると答えます。 しかし研究では膨大なデータを使って、道徳的荒廃という錯覚がいかにして人間の心理から発生しているかが示され、一部の不誠実な独裁者や政治家たちが、この錯覚を利用して利益を得ていると警鐘をならしています。 いったいなぜ人類はいつの時代も「世も末」という言葉を口にし続けたのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年6月7日に『Nature』にて掲載されました。

    古代ローマ人「世も末だ」現代人「世も末だ」←この理由をハーバード大が解明 - ナゾロジー
  • 色覚は正常なのに物の色が「言えない」色彩失認の症例報告 - ナゾロジー

    色を判別できるのに物の色が「言えない」色彩失認の症例報告色覚は正常なのに物の色が「言えない」色彩失認の症例報告 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部オランダに住む44歳の男性(仮称:サム)は、子供の頃から色の認識ができず苦労してきました。 サムは「赤色のタイルを持ってきて」や「黄色のボールを持ってきて」といった簡単な作業ができなかったのです。 また知識の上でイチゴが赤くバナナは黄色いことを知っているのに、青いイチゴや赤いバナナの画像を見てもそれが異常だと気付きませんでした。 といっても、サムは色覚異常ではありません。 彼の色覚テストの成績は完璧であり、いわゆる色盲なわけではないのです。 確かにサムは「赤色のタイルを持ってきて」という指示を正しくできませんが「赤色のタイル」と口頭で指示する代わりに、赤色のタイルを指し示し「これと同じ色のタイルを選んでください」という指示を行うと

    色覚は正常なのに物の色が「言えない」色彩失認の症例報告 - ナゾロジー
  • ガラスで折り紙や切り紙ができる新技術を開発! - ナゾロジー

    最先端の技術を使えば、ガラスで「折り鶴」まで作れてしまうようです。 ガラスは加工が難しい材料であり、これで何かが作れるのは熟練した職人だけです。 一方、折り紙は子供でも簡単に色んなものが作れます。 中国・浙江大学(Zhejiang University)の研究チームはこのほど、ガラスとその他の材料を使って、折り紙ならぬ「折りガラス」を作る最新技術を学会で発表しました。 これに切り紙の技術を応用すれば、鳥の羽のような細かい枝分かれ構造もガラスで再現できるとのこと。 研究の基礎報告は、2021年7月12日付で科学雑誌『Nature Communications』に掲載されましたが、チームはこれまでの成果を踏まえ、2023年3月26日〜30日にかけて開催される「アメリカ化学会(ACS 2023)」にて新たに発表しています。 Modern origami method creates glass

    ガラスで折り紙や切り紙ができる新技術を開発! - ナゾロジー
  • クモがネズミを捕食する様子を研究者が偶然撮影!3日で骨と皮だけに… - ナゾロジー

    クモがネズミをべていました。 アイルランド国立大学ゴールウェイ校で行われた研究によって体長1.4cmほどの小さな帰化クモ(Steatoda nobilis)が自分の10倍もの体重を持つトガリネズミ(Sorex minutus)をクモ糸で吊し上げ、捕している様子が記録されました。 発見時点でトガリネズミはまだ生きていたものの、その後、屋根の上のほうに向けて25cmほど引き上げられ、3日後には「骨・皮膚・毛」だけの姿となって捨てられていました。 研究者たちは、この小さな帰化クモが脊椎動物を習慣的に捕している可能性があり、生態系に影響を及ぼすおそれがあると述べています。 しかしトガリネズミほどの大きさならば、クモ糸の拘束から容易に逃げられそうに思えます。 なのになぜトガリネズミは無抵抗なままべられてしまったのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年2月10日に『Ecosphere』にて公

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  • ヒメフクロネコのオスは「繁殖期に全力を出しすぎて」死んでしまう! - ナゾロジー

    オーストラリア北部に生息する有袋類のヒメフクロネコのオスにとって、性行為は死刑宣告に等しいものです。 種のオスは「一回繁殖性(semelparous)」といって、生涯に一度の繁殖期を終えると死んでしまいます。 メスは3〜4回の繁殖期を経験できるのですが、なぜオスだけが一度の繁殖期で死んでしまうのか、専門家にとって大きな謎となっていました。 しかし今回、豪サンシャイン・コースト大学(UniSC)の研究により、オスのヒメフクロネコは、取り憑かれたようにメスとの交尾を追い求めることで休息や睡眠時間が激減していることが判明しました。 さらに餌を探してべる機会や天敵への警戒心も減っていたとのこと。 それほど人生一回の繁殖に賭けているようです。 研究の詳細は、2023年2月1日付で科学雑誌『Royal Society Open Science』に掲載されています。

    ヒメフクロネコのオスは「繁殖期に全力を出しすぎて」死んでしまう! - ナゾロジー
  • ドローンやボートの騒音を大幅に低減する「トロイダル・プロペラ」 - ナゾロジー

    ほとんど飛行機や船、またドローンが前進するための装備として「プロペラ」を採用しています。 しかしプロペラの駆動は騒音のもとであり、特にドローンにおいては街中を大量に飛び交うような状況に懸念が示されています。 そこでこの「プロペラの騒音問題」を解決するかもしれない、ユニークな形状の「トロイダル・プロペラ」に注目が集まっています。 ここでは、アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)リンカーン研究所が発表(PDF)したドローン用のトロイダル・プロペラと、アメリカ・ミシガン州を拠点とする船舶・航空工学会社「シャロウエンジニアリング(Sharrow Engineering)」が開発したボート用のトライダル・プロペラを紹介します。

    ドローンやボートの騒音を大幅に低減する「トロイダル・プロペラ」 - ナゾロジー
  • ペタを大きく超える4つの単位が新たに誕生!地球の重さは「6ロナグラム」 - ナゾロジー

    科学の急速な進歩によって、より大きな、もしくはより小さな数字を扱う必要が生じています。 こうした背景にあって、2022年11月18日に国際単位系(SI)の接頭語に新たな単位が加わりました。 ギガやテラなどは有名ですが、さらに大きなロナ、クエタ。 そしてナノやピコよりもさらに小さいロント、クエクトが加わったのです。 Introducing ‘ronna’ and ‘quetta’, the new metric prefixes used to describe stupendously large quantities https://www.zmescience.com/science/introducing-ronna-and-quetta-the-new-metric-prefixes-used-to-describe-stupendously-large-quantities/ Q

    ペタを大きく超える4つの単位が新たに誕生!地球の重さは「6ロナグラム」 - ナゾロジー
  • 水深70mに15分留まれる!ヒトが水中適応した進化の実例「海の遊牧民バジャウ族」 - ナゾロジー

    インドネシアの島々に暮らす先住民「バジャウ(Bajau)族」をご存じでしょうか? 彼らは”海の遊牧民(Sea Nomads)”と称されるように、素潜りを得意としており、潜水によって料や天然資源を採集しながら生活しています。 また、一般人なら水中で息を止めていられるのは長くても2〜3分でしょうが、バジャウ族は水深70メートルまで軽々と潜り、15分以上も留まっていられるのです。 この脅威の能力に注目したデンマーク・コペンハーゲン大学(University of Copenhagen)の研究者は2018年に、バジャウ族の人体と遺伝子サンプルの調査を実施。 その結果、民族全体が遺伝的に”潜水に特化した体”へと進化していたことが判明したのです。 これはヒトが水中生活に遺伝適応したことを示す世界初の事例となっています。 研究は、2018年4月19日付で科学雑誌『Cell』に掲載されたものです。 G

    水深70mに15分留まれる!ヒトが水中適応した進化の実例「海の遊牧民バジャウ族」 - ナゾロジー
  • 森で死んだものはどうなるのか? シカの死体を使った実験 - ナゾロジー

    森で死んだものの遺体を、自然はどのように処理しているのでしょうか? 東京農工大学大学院、米イリノイ大学(University of Illinois)の共同研究チームは、森林内にニホンジカの死体を設置し、どのスカベンジャー(死肉動物)が、どれくらいの時間で発見できるか、また、死体が消失するまでにどの程度かかるかを調査。 その結果、最初に死体を発見するのは哺乳類で、特に、タヌキが最も早くシカを見つけることが明らかになりました。 嗅覚に優れた哺乳類は、死体をすばやく発見、分解することで、有害な病原菌の発生から日の森林生態系を守っているようです。 研究の詳細は、2022年9月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。

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  • 50億年後の太陽系滅亡に備え、浮遊惑星を「箱舟」にする研究が発表される - ナゾロジー

    宇宙をさまよう浮遊惑星が太陽系の脱出の鍵かもしれません。 米国ヒューストン・コミュニティ・カレッジ(HCC)に所属する研究者によれば、星系に属さずにさまよう浮遊惑星が、人類の箱舟になりえるとの研究結果を発表しました。 このアイディアでは、恒星間航行能力を持った宇宙船に乗って新天地へ移動する代わりに、さまざまな方法で浮遊惑星(岩石型)を調達し、地球生命と人類を移住させることになります。 人工的な移民船は大きさも資源も限られている一方で、浮遊惑星を箱舟とすることができれば、惑星全体を資源化し、長旅にも対応できるでしょう。 しかし、いったいどんな方法で浮遊惑星を調達するのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年4月28日に『International Journal of Astrobiology』にて公開されています。

    50億年後の太陽系滅亡に備え、浮遊惑星を「箱舟」にする研究が発表される - ナゾロジー
  • アポロ計画で「月から持ち帰った土」から植物栽培に成功! - ナゾロジー

    映画「オデッセイ」では火星に取り残された主人公が、火星の土と人間の排便を混ぜ、助けが来るまで「じゃがいも」を育ててで生き延びようとする様子が描かれています。 新たに行われた研究では、このアイディアがかなりイイ線をいっている可能性が示されました。 米国フロリダ大学(UF)の研究によって、月から持ち帰った土に水と養分を加えてシロイヌナズナの種をまいたところ、全てのサンプルで発芽が起こり、その後の成長が起こることが報告されています。 物の月の土を使って植物の栽培実験が行われたのは、今回の研究がはじめてであり、「オデッセイ」の主人公が試みた、別の星での農業を行える可能性を示しています。 さらに研究では、月の土にも場所によって植物の栽培に向いた土と不向きの土がある可能性が示されています。 月の土のいったいどんな要素が、植物栽培に影響を与えていたのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年5月12日に

    アポロ計画で「月から持ち帰った土」から植物栽培に成功! - ナゾロジー
  • 53歳→23歳 皮膚年齢を30歳巻き戻す「若返り技術」を開発 - ナゾロジー

    若返りの秘訣はスンドメにありました。 英国バブラハム研究所(The Babraham Institute)で行われた研究によれば、2007年にノーベル賞を受賞した山中伸弥博士らによって発見された「山中因子」を利用することで、53歳の皮膚細胞の年齢を23歳の状態に若返らせることに成功した、とのこと。 若返った皮膚細胞は肌にハリとツヤを与えるコラーゲンの生産能力が回復しているだけでなく、傷の再生能力も上がっていました。 この技術が応用できれば、人類は当の意味での「若返りの薬」を手にすることができるでしょう。 しかし、いったいどうして「山中因子」で皮膚細胞が若返ったのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年4月8日に『eLife』に掲載されました。 A jump through time – new technique rewinds the age of skin cells by 30 y

    53歳→23歳 皮膚年齢を30歳巻き戻す「若返り技術」を開発 - ナゾロジー
  • 古代ギリシアで作られた人類初の飛行ロボ「空飛ぶハト」 - ナゾロジー

    アルキタス(紀元前428〜紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者、数学者として知られます。 マグナグラシアのターラント(現在の南イタリア)で生まれた彼は、幼少の頃、ピタゴラス教団の一員で、数学者であったフィロラオスの教えを受けました。 やがて彼自身もピタゴラス派となり、数学を絶対視するように。 算術のみが満足のいく証明の根拠となり、それは幾何学では達成できないと考えました。 数学的な原理を機械学(力学)に応用した最初の人物はアルキタスだったと言われています。 彼はそれを証明するためにある発明をしました。 それが、史上初の自走式飛行装置「空飛ぶハト(Flying Pigeon)」です。

    古代ギリシアで作られた人類初の飛行ロボ「空飛ぶハト」 - ナゾロジー
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