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ブックマーク / blog.tinect.jp (185)

  • 人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。

    僕は業で医者をやっているのだけど、こういう立場になってみると、健康というものがいかに人の精神状態にとって大切かという事がよくわかる。 どんなにお金があろうが、どんなにモテようが、その幸せを享受するための土台としての健康が損なわれていたらどうしようもない。 健康は人の基盤だ。くれぐれも自分の身体は大切にいたわってあげるべきである。 とはいえいくら身体が健康そうでも、あまり幸福そうでもない人がいるのも事実だ。幸せというのは手に入れるのが難しい。みんなが欲しがっているものなのに、それを手に入れている人の数は驚くほど少ない。 最近、様々な実例を観察した結果、人間の幸福についての概略図のようなものが頭の中でまとまってきたので、今回は幸福について書いていこうかと思う。 人間の幸福モデル 多くの場合、人の幸せは大体以下の図のような形で規定されている事が多い。 これだけだと何のことかわからない人もいるだ

    人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。
    witt
    witt 2017/05/18
  • なぜそのマネジャーは「いつまでも成長しない部下は、見限ることも大事」と言ったか。

    一般的に、人材育成の世界では 「辛抱強く人を育成することが大事である」 と言われている。 私も昔、人材育成を主たる商材とした会社にいたことがあったので、よく分かる。 だが、営業していると時折、 「人材育成を辛抱強く?そんなのキレイ事だし、効果ないよ。」 とバッサリ斬る人もいた。 そのうちの一人が、ある気鋭のwebサービス会社のマネジャーだった。 ———————— 当時、私は人材育成に関して深く洞察をしていたわけではなく、 「なんとなく、人は辛抱強く育成することが大事」と思い込んでいた。 しかし、そのマネジャーは私に冷水を浴びせた。 「意味ないでしょ。いいですか安達さん、いつまでも成長しない社員は、見限ることも大事なんです。」 と彼はいう。 彼は、エースのエンジニアであり、人を育てる立場のはずだ。 私は彼に言った。 「いえいえ、人は急には成長しません。ですから……」 マネジャーは私の言葉を遮

    なぜそのマネジャーは「いつまでも成長しない部下は、見限ることも大事」と言ったか。
    witt
    witt 2017/05/11
  • 「思い通り行かない」から失敗なのではなく、「負けを認められない」から失敗なのだ。

    失敗の質というがある。 旧日軍の行動原理を京都大学の学者が分析し、日戦争に負けた原因を探っていくというで、よく日型経営の弱点を知るための教材として様々な雑誌で名著と紹介される事の多いである。 僕も以前このを読んだ事があるのだけど、どうにもこうにも内容が頭に入ってこなくて困っていた。 日史にあまり詳しくないからなのかもしれないけども、これを読んでも「そもそも”失敗”って何だろう?ミスと何が違うのか、さっぱりわからん」と疑念が拭えなかったのだ。 それが最近、”人生を壊しかけた人達”についての記事を書く機会に恵まれ、ようやく失敗というものがどういうものなのかについてキチンと理解する事ができるようになった。 これは非常に有益な知見だと思うので、今回は”人生の失敗”が果たしてどういう事なのかについてを書いていこうかと思う。 「失敗学」における失敗はピンとこない。 僕は以前にガチ恋

    「思い通り行かない」から失敗なのではなく、「負けを認められない」から失敗なのだ。
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    witt 2017/04/20
  • みっともない姿を晒しながら、痛い思いをしないとコミュニケーション力は向上しない。

    3/13に元モーニング娘の石川梨華さんが西武ライオンズ所属の野上亮磨さんと結婚した。 筆者は石川梨華氏のファンではない。ファンでもないくせになんで彼女の結婚事情について知ってるかというと、筆者の知っている人が石川梨華氏に”ガチ恋”をしていたからである(以下の記事は歴史に残る名文なので、みなさんにも是非読んで欲しい) 『たのしいドルヲタ図鑑』【3人目:アイドルへの“ガチ恋”について気で向き合う ふちりんさん】 – 耳マン 10年以上熱愛報道がなかった梨華ちゃんに、予兆のようなものはあったのだろうか。 「報道の半年くらい前から……梨華ちゃんのブログの感じもおかしかったんですよね。やたら豪華な料理を作っていたり、保田圭ちゃん(※)の結婚式でブーケを受け取れなかったことをやたら悲しんでいたり、ちょっとそれっぽい雰囲気が漂っていて……。 僕は梨華ちゃんのブログに毎回コメントしたくて、話を合わせるた

    みっともない姿を晒しながら、痛い思いをしないとコミュニケーション力は向上しない。
    witt
    witt 2017/03/22
  • 悪癖がなおらないのは、「周りは困ってるけど、本人は全く困ってない」から。

    前回、僕は何度も何度も注意しても全然改善しないタイプの社員が、なぜ何度注意しても改善しないのかについての記事を書いた。 簡単にいえば、あれは字が汚い人の字がある日突然キレイにならないのと同質の問題であり、彼らの中にある独自のルール(よくない習慣と言ってもいいかもしれない)を変換させないと一生そのままだという事だ。 前の記事で僕は字が汚い人の字を綺麗にするためにはペン字(というルール)を習得させるのが一番であり、それと同じように仕事ができない社員にはしっかりと処方箋を出してそれを履修させるべきだと書いた。 さてここまで書いておいてなんだが、筆者の字はいまだに汚い。解決方法を知ってる癖に、なぜ僕の字は未だに汚いのだろうか? 実はここにできない社員を改善させる為のTIPSがつまっている。 今日は実践編として、実際にどうやってできない社員を教育していくべきかについて書いていこう。 困った社員の周り

    悪癖がなおらないのは、「周りは困ってるけど、本人は全く困ってない」から。
    witt
    witt 2017/03/11
  • 教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。

    書くつもりで忘れていたことを書きます。 あんまり一般的な話ではないです。そんな例もあるのか、という程度でご認識頂ければ。 小学校の先生をやっている知人が1人います。とあるアナログゲーム界隈でよく遊ぶ人で、たまに飲みに行ったりもします。以前、小学校の図書室でライトノベルが禁止になったという話が出た時、色々話を聞いたりしました。手前味噌ですが、この記事です。 (小学校図書室でラノベが禁止された件について、小学校教師に聞いてみた) で、また別の機会に、といっても何年か前ですが、彼と飲みの席で話したことがありました。 その時聞いた話が、自分としてはとても明快で、納得感も高かったのです。記事にする許可まで取ったのに、今の今まで忘れていました。 テーマは、「教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由」。 最初はちょっと、webに上がってくるいじめ体験談やら、訴訟にまでこじれてしまったいじめ問題

    教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。
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    witt 2017/02/22
  • 頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか

    当たり前の話かも知れないんですが、ちょっと書かせてください。 「頭がいい人は、難解なことでも分かりやすい言葉で説明出来る」みたいな信仰というか、都市伝説というか、聖闘士の伝承みたいなテキストが時折観測されるんですが、みなさんご存知でしょうか。 「頭がいい人 説明」とかでぐぐってみると、いろんなページが引っかかりますよね。 私、あれちょっと違うというか、色々誤解されてるなあ、と思っていまして。 正確には、「頭がいい人は、相手に説明をする目的と、相手にどこまで理解させる必要があるかを見極めることが上手い」というべきなんじゃないかなあ、と。そんな風に考えているのです。 昔、私が今とはまた違う職場にいた頃、一人「すごく説明が上手い人」が同じ部署にいました。彼のことを、仮にTさんと呼びます。 Tさんはエンジニアで、私よりも十年くらい先輩で、当時その職場に参加したばかりだった私がいたチームの、チームリ

    頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか
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    witt 2017/01/17
  • アルバイトを30種類近くやった、と言う学生が「アルバイトはやめとけ」と言う理由。

    早い人はそろそろ就職活動の準備をしているだろう。自分の望む職に就くために、早々と準備をする学生は少なくない。先日会った学生も、そんな学生の一人だった。 彼は情報交換のため、と言っていたが、私も採用活動を行なっているので、現在の学生の方々の状況が気になる。 彼は会うとすぐに「質問があるんですが……」と切り出した。 「アルバイト経験って、企業の面接官はどのくらい重視してますか?」 なかなか難しい質問だ。「場合に依る」と言いたいところだが、それでは相手の当に聞きたいことの回答にはならないだろう。 「一般的な回答でない、例えば私の個人的な感想でもいいですか?」 と聞く。同意が得られたので私は正直に答えた。 「率直に言うと、面接においてアルバイト経験で面白い話が聞けたことが非常に少なかったので、私はあまり重視していません。」 と答える。 学生は「そうですよね」と頷く。「アルバイト程度で、アピールに

    アルバイトを30種類近くやった、と言う学生が「アルバイトはやめとけ」と言う理由。
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    witt 2017/01/12
  • 社員ががんばっているのに業績が伸びないのは、社員を頑張らせすぎているから。

    あるスタートアップに勤務する知人がいる。 彼は一つの部門を任されており、売上・利益に対して責任をもっているので、当然、期末になると、成果に対して説明を求めらる。そしてつい先日も、目標に対しての進捗を報告する会議があったとのこと。 ところが、彼は不満気である。 「自分は、期首に立てた計画をピッタリ達成したんだよ。」 「んー…」 「そしたら、上から「もっとやれたでしょう」って。アホかと。」 「ほうw」 「そう、じゃあ、期首に立てた計画は一体何だったのかと。」 「まあ、そうですよね。」 「そうwムカついた。だったら最初から期首の計画を承認するなといいたい。」 つまり、衝突が生じているのは、次の点だ。 彼の上司にとって、「計画」とはその通りにやるものではなく、下をドライブするための単なるツールに過ぎない。だから、計画通りかどうかよりも、下が「常に全力」であることのほうが重要なのだと言える。 逆に彼

    社員ががんばっているのに業績が伸びないのは、社員を頑張らせすぎているから。
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    witt 2016/12/03
  • 「手が動かせない人」への処方箋

    ところで私は、かつて「手を動かさない人」でした。 仕事にせよ、勉強にせよ、創作にせよ、音楽にせよ、どんなことでも「ごちゃごちゃ考えているより、まずやってみて場数をこなした方がスキルは育つ」というのは、大体の場合で当てはまる普遍的なセオリーであると思います。 ゲーム開発、アプリ開発なんかでも、実績を残している人はみんな「いいからまずやってみろ」って言いますよね。 手を動かすこと、超大事です。手を動かすことによって、課題が生まれ、自信が生まれ、ノウハウが蓄積されていく。頭で考えているだけでは何も始まりません。考えたものは、出力しなくてはいけません。 ところが、世の中には「手を動かさない人」がいます。取り敢えずやってみろ、というアドバイスを受けつつも、なかなか「取り敢えずやってみる」という実施タームに移れない、もしくは移らない人ですね。先日、Books&Appsさん内でもそれについての記事が掲載

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    witt 2016/12/02
  • 頭があまりよくない人はまずは手足を動かして実務経験がつめる場所で働かないと何者にもなれない

    世の中には二種類の人間がいる。 人から聞いたり、読んだりした事をキチンと理解できる人とできない人だ。 筆者は一応医者である。医者と言っても、その頭のよさはピンからキリまである。東大・京大を始めとする日最高学府を卒業するような人の中には、根から頭脳構造が違うとしかいいようがない人が一定数存在している。 彼らの特徴は、簡単にいえば1を聞いて10を正しい形で理解できる事だ。を1回読んだだけ、授業で1度聞いただけで、その概要を瞬く間に正しい形で理解する事ができる。 一方、筆者のような凡人タイプの人間は、10を聞いても1も理解できない。頭があまりよくないのかもしれないけど、それ以上に自分の手を動かして、実際に物事に自分で取り組んでみないと何がなんだかよくわからないのだ。 僕は学生時代は結構真面目に勉強した方だと思うけど、それでも現場に出た後に自分が正しく物事を理解していない事を知った事が何度も

    頭があまりよくない人はまずは手足を動かして実務経験がつめる場所で働かないと何者にもなれない
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    witt 2016/11/16
  • 仕事において「裁量がない」時の精神的負担は、想像するよりも遥かに大きい。

    このメディアの書き手の一人である高須賀さんから、メッセージを頂いた。 高須賀さんは、月200時間以上の超長時間労働を経験されたということだったが「結構がんばれていた」という。 ただしそれは「指示を出す側」という条件付きの場合だった。 それでも指示出し側だったのもあって、結構みんながんばれてましたね。逆に指示出される側のコメディカルは、勤務時間が僕らよりも少なくてもバンバン消えてってましたし。やっぱり裁量の有無は大きいなぁと 私も同様の記憶が数多くある。 例えば、私が新人の時に一番キツイと感じた仕事が、実は「上司・先輩のコンサルタントへの同行」だった。 「上司や先輩のコンサルタントへの同行なんて、任せてればいいからラクじゃない」 という方もいるが、とんでもない。あれは一番負荷が大きい仕事の1つだ。 仕事に慣れておらず、自分だけでは何一つできない状態で、先輩からの指示だけ飛んで来る。 ・議事録

    仕事において「裁量がない」時の精神的負担は、想像するよりも遥かに大きい。
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    witt 2016/10/17
  • 医学部の入試面接における志望理由と、現場の現実の乖離について。

    医学部入試では面接がある。その時に間違いなく聞かれるのが 「あなたの医学部志望理由をきかせてください」だ。 はじめに言っておくと、基的には面接で合否が動くことはまずない。 さすがに自己紹介をしてくださいと言われて、ジブリ作品について熱心に語り始めたりしたり、いきなり泣き始めたりしたら落ちるかもしれないが、多少どもって「ぼぼぼ僕は・・・」と言ってしまってもまあ落ちないと思う。基的には日の大学入試はかなり公平に選別されている。 ただこの面接、傾向と対策がイマイチとれておらず、また試験官の音が見えにくいので、受験生としては結構困るのも事実である。 どう答えればよいのか、医療現場の現実を踏まえたうえで、お伝えしたい。 医療現場の現実 医者の仕事というと、診察して人を治療する事だと普通は思うだろう。まあ大筋としては間違っていない。となると、いわゆる「患者さんの為に命を燃やしたい」みたいなキャ

    医学部の入試面接における志望理由と、現場の現実の乖離について。
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    witt 2016/09/29
  • 努力できることは才能なのかどうかを調べてみた。

    「努力できる才能」という言葉を使う人がいるが、努力できることは才能なのか、それとも単なるスキルなのか、意見が結構分かれる。 だが、実際のところはどうなのだろうか。 少し調べてみたところ、面白い研究があった。 ノーベル経済学賞を受賞した、シカゴ大学のヘックマン教授が行った「ベリー就学前プロジェクト」という試みだ。*1 このベリー就学前プロジェクトは、低所得の3歳〜4歳の子どもたちに、「質の高い就学前教育」を提供することを目的に行われ、高く評価されているという。 内容としては対象者に対して ・幼稚園の先生は修士号以上の学位を持つ児童心理学などの専門家に限定 ・子供6人を先生一人が担当するという少人数制 ・午前中に約2.5時間の教室での授業 ・1週間につき90分の教師の家庭訪問 と言った手厚い教育を行うもので、子供だけではなく、親に対しても積極的に介入が行われた。*2 そして、このベリー就学前プ

    努力できることは才能なのかどうかを調べてみた。
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    witt 2016/09/23
  • 人の思考回路はどう育つのか、長女との対話で発見した。

    全然大したことじゃないんですが、ちょっと感心したことがあったので、可視化するのもいいかと思って書いてみます。 長女次女は双子の4歳(あと4カ月くらいで5歳)。幼稚園の年中で、最近は二人ともアンパンマンから卒業しつつあり、リカちゃん人形と「ちいさなプリンセスソフィア」が大のお気に入りです。 誕生日プレゼントには「きらめいくつばさちゃん」を強くリクエストされているのですが、まだきらめいくつばさちゃんが何なのか、はっきりとしたことは明かされていません。 なんなんでしょうか、つばさちゃん。キャプテン翼とは多分無関係だと思うのですが。 先日、しんざき奥様が所用で出かけており、長男は祖父母の家に遊びにいっていたので、私と長女・次女の3人パーティでプールに遊びにいくことになりました。ドラクエIIで言うと、私がローレシア王子、長女がサマルトリア王子、次女がムーンブルク王女です。 プールの帰り。次女はあまり

    人の思考回路はどう育つのか、長女との対話で発見した。
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    witt 2016/08/28
  • ヤル気のない人に「努力が面白い」と思わせる会社の話。

    努力したからと言って、成功するわけではない。 だが、努力しなければ成功できないことは、成功した人物であれば誰しも知っていることである。 だが、成功のための必要条件である「努力をする能力」は、出身階層によって不平等に分配されている。 オックスフォード大の苅谷剛彦氏は、著書「学力と階層」*1の中で、子供の「努力の量」は両親の出身階層(学歴や社会経済的地位)が高いほど、多いという研究結果を発表した。 さらに刈谷氏は出身階層による努力時間の差が、近年拡大している事を合わせて発表しており、これらのことから「親の成功」が子供に引き継がれやすい、という現状が浮かび上がってくる。 *1 人々は「不平等な競争」に生まれた時から投げ込まれているのである。 ————————- 学校だけではなく企業においても、「努力をする能力の差」はかなり深刻な問題となっている。 例えば、ある中堅の専門商社では「営業能力の強化」

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    witt 2016/08/07
  • 上司が必死に教えるのに、部下が学ばないのはなぜか?

    先日、ある経営者との話だ。 最近採用したマネジャーが、「人事育成」について独特の見解を持っているという。 「具体的に、どんなことを言っていたのですか?」 「「人が学ぶこと」と「人に教えること」とは、全く異なる、と言っています。」 何やら難しい話である。 「それはつまり、もうすこしわかりやすく言うとどういうことでしょう?」 「例えばですね……。昔から我が社の大きな課題の1つは、「人材育成」でした。」 「はい。」 その経営者は昨年の目標を見せてくれた。 「我々は毎年「人材育成計画」を作っていたのですが、その計画の中心は「研修のカリキュラム」と「OJT」となっています。要するに「何を社員に教えるか」の計画です。」 「普通だとおもいますが……?」 「そう、普通だと思っていたのですが、そのマネジャーは「間違っている」と言うんですよ。」 「面白いですね。なぜそう言っているんでしょう?研修が嫌いとか?」

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    witt 2016/05/29
  • 良い求人の見抜き方。

    それなりの数の会社の採用に関わってみると、面白いことがわかる。そこで、今回は「良い求人の見抜き方」を書いてみたい。 会社はどのように求人をしているか 殆どの会社では、「採用媒体」か「紹介」を使う。知人を引っ張ってくる、イベントを使うなどの選択肢もあるが、手間がかかるため殆どの場合はその2つだ。そして、その二つを比較すると多くの人が 紹介会社の紹介は手数料が高い 社員の紹介はアテにならない という理由で、「採用媒体」経由で応募がある。それを面接し、採用するというわけだ。SNS経由での求人だろうと、webだろうと紙だろうと、見え方が異なるだけで基的には全て同じである。 採用媒体に書かれていることは読み飛ばしてOK ところがこの「採用媒体」というやつは、使いこなすのが難しい。紙媒体と違ってスペースは無限にあるが、「注目されるスペース」は有限のため、結局その僅かなスペースを確保するために大きなお

    良い求人の見抜き方。
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    witt 2015/10/19
  • 人を育てると「損をする」と思わせる会社の文化と制度とは

    人材育成が重要であると考える経営者は多いが、一方で育成がいつまでたっても進まない、という状況もまた多い。 なぜだろう、と原因を調べると、何の事はない、「人材育成」と矛盾した文化や制度を持つことが人材育成を妨げているというケースがよく見受けられる。 単純に言えば、 「後輩が無能な方が良い」 「新人が無能な方が良い」 「育てていると、自分の仕事ができなくなる」 「育てても評価されない」 「ノウハウを共有すると不利になる」 という会社である。要は、古株や先輩にとって後輩を育てることが脅威になってしまう、という状況だ。 このような会社では部門長は「人材育成」の目標を持たされているが、実際に現場で教育を担当する古株や先輩は、 「人材育成なんてバカバカしい」 「まあ、聞かれたら教えてやるかな」 「なんでオレが育成なんかやらなくてはいけないのか」 「見て盗め」 などと考えていることも多い。部門長はそれに

    人を育てると「損をする」と思わせる会社の文化と制度とは
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    witt 2015/10/17
  • 正しい成果主義と、間違った成果主義のちがいとは。

    成果主義はどこへ行っても評判が悪い。 私は人事コンサルティングをやっていたが、「成果主義」ほど従業員に評判の悪い制度はあまり見たことがない。逆に、経営者は概ね「成果主義」が大好きである。 なぜこのようない違いが出るのだろうか。これは、簡潔に説明できる。成果主義の意味するところが、経営者と従業員で全く異なるからだ。 まず、多くの経営者は成果主義をこう捉えている。 成果主義は、結果が出せなければ、給与が下がるシステム つまり、成果主義の主要なターゲットは、成果を出していない人に罰を与えるシステムとして利用している。注意すべきは「成果を出せば、給与が上がる」がメインではないという点だ。 逆に、多くの従業員は成果主義をこう捉えている。 成果主義は、結果を出すと、給与が上がるシステム つまり、成果主義の主要なターゲットは、成果を出している人に報いるシステムとして、捉える。経営者と反対に「成果を出さ

    正しい成果主義と、間違った成果主義のちがいとは。
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    witt 2015/07/04