ヤル気のない人に「努力が面白い」と思わせる会社の話。

努力したからと言って、成功するわけではない。 だが、努力しなければ成功できないことは、成功した人物であれば誰しも知っていることである。 だが、成功のための必要条件である「努力をする能力」は、出身階層によって不平等に分配されている。 オックスフォード大の苅谷剛彦氏は、著書「学力と階層」＊1の中で、子供の「努力の量」は両親の出身階層（学歴や社会経済的地位）が高いほど、多いという研究結果を発表した。 さらに刈谷氏は出身階層による努力時間の差が、近年拡大している事を合わせて発表しており、これらのことから「親の成功」が子供に引き継がれやすい、という現状が浮かび上がってくる。 ＊1 人々は「不平等な競争」に生まれた時から投げ込まれているのである。 ————————- 学校だけではなく企業においても、「努力をする能力の差」はかなり深刻な問題となっている。 例えば、ある中堅の専門商社では「営業能力の強化」

[danboard_twins]

学びは模倣だから、手本(社会的に成功した親)がいればそれに倣うのは普通だね。そして、意欲的な親は「努力して成果を出す」シチュエーションを子供に沢山提示する。成功体験を沢山積ませる。

[ryokusai]

正論だがさういふマネジメントを適切にできる人（といふかさういふ人を起用して任せることのできる偉いさん）がそこらに転がつてれば誰も苦労しないわけで。

[startselect]

「意欲」は本人だけの問題ではない。/　まったくそのとおり。

[p_shirokuma]

「コントローラブルで結果が予測可能な努力ならできる」　って、第三次産業にはあまり向いていなさそうな特徴ではある