漫画はギャップがあればあるほど面白い。そういうわけで今回紹介するのは、ご近所のじいさん連中がメタルバンドを組んだという作品『ジジメタルジャケット』だ。じいちゃんといえば縁側で日向ぼっこ、庭で土いじり、散歩にゲートボール程度の認識でいた人々は考えを改めるべきである。おじーちゃん、というのんびりした響きにメタルは似合いそうにないが、意外とアリかもしれない…と考えさせてくれる。 そもそもバンドをテーマにしたギャグ漫画なので、当然のように音楽ネタが出てくる。そっち方面にそれほど明るくない私でも戸惑うことなく読めたので、日々の生活に笑いが欲しいというだけの人が読んでも問題はない。でも、洋楽ネタがわかるともっと面白いんだろうな。 ジジメタル・ジャケットの主な登場人物は4人。ボーカルの吉田屋さん、ギターの徳さん、ベースの大野さん、そしてドラムの棟梁(大工だから)だ。 朝っぱらから耳をつんざく様な大音量で
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