各国の大使館などに勤務するミャンマーの外交官が、国軍のクーデターに抗議し、軍政への「不服従運動」に参加し始めた。アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)政権下で任命された外交官の間では、外相を兼務していたスーチー氏への共感とクーデターへの反発が強いとみられる。 「指示はアウンサンスーチー国家顧問から受ける」。チョーズアミン駐英ミャンマー大使は8日、ラーブ英外相との会談後に声明を出し、国軍に従わない意向を表明した。声明では「危機に対する答えは、交渉によってのみ出される」とし、抗議デモを武力弾圧する国軍を批判。拘束中のスーチー氏や大統領を務めていたウィンミン氏の解放を求めた。ラーブ氏は「(会談で)彼の勇気と愛国心を称賛した」とツイッターに投稿した。ミャンマー国営テレビは9日、国軍が「与えられた職責を果たさ…
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