■概要 宇都宮病院事件とは、宇都宮病院の看護職員が入院患者2名をリンチして、死亡させた事件のことである(『朝日新聞』1984.3.14朝刊)。 宇都宮病院に入院していた安井健彦が病院の実態を告発し、明るみになった。その後、元入院者複数名が宇都宮病院を相手取った裁判を提訴し勝訴したが、宇都宮病院自体は現在も廃院になっていない。 宇都宮病院を告発し解体する会 宇都宮病院を糾弾する栃木県連絡会議 ■言及 ◆19840313 宇都宮市報徳会宇都宮病院 看護職員のリンチで患者2名死亡が判明* ◆19840817 国連人権小委員会で、民間の国際人権擁護団体「障害者インターナショナル(DPI)」が日本の精神病院の人権抑圧問題に言及。※(抜粋)「日本の現状はもっとも嘆かわしい多くの病院での患者の扱いは動物以下」と述べた。発言はまず、日本についての情報はさまざまな筋から以前から取っていたとのべ、これらをもと