「メルカリは年下が出品した商品を年上の人が買う“逆お下がり型”が多い」――メルカリ総合研究所(以下、メルカリ研)と博報堂生活総合研究所(以下、博報堂)が8月31日、そんな調査結果を発表した。 メルカリ研と博報堂は、出品者・購入者の性別や年齢、居住地域を記録した2019年の取引データを分析。全1199の出品カテゴリーごとの出品者・購入者の年齢分布を明らかにした。その結果、出品者・購入者の平均年齢が一致する「年齢一致型」が38.0%、年下から年上への「逆お下がり型」が27.0%、年上から年下への「お下がり型」が20.5%だった。 逆お下がり型の例としては、ドライブレコーダーを出品する人の平均年齢が38.4歳、購入者の平均年齢が43.5歳となり、出品者は30代、購入者は40代後半から50代前半に多く分布。防犯カメラなどのツールも同様の年齢分布を示し、2社は「新しいツールに明るい下の世代から上の世