大阪など関西3府県が政府に緊急事態宣言の再発令を要請することになった。8日に3日連続で300人超となる369人の感染が確認された福岡県も病床使用率などで高止まりが続くが、小川洋知事は「宣言対象の段階ではない」との認識で、飲食店の営業時間短縮要請など独自の対応にも慎重だ。感染防止対策の徹底を繰り返し求める姿勢には、医療現場から「踏み込んだ対応が必要」との声も上がる。 「県は『ステージ3(感染急増)』に当たるか当たらないかのところで踏みとどまっている」。小川知事は8日の対策本部会議後に開いた緊急記者会見で、政府分科会が4段階で示す感染状況を引き合いに県の現状を説明。「感染が増えれば、国に宣言の対象に含める要請を検討せざるを得ない。今が正念場」としながら、宣言が必要な段階ではないとの認識を示した。
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